本ブログの更新について

 本ブログの更新は2016年3月31日をもって終了しました.ありがとうございました.
posted by みっちぃ (管理人)

2013年03月26日

強い農業

 TPP交渉参加の件で,推進派は「強い農業への改革を」と叫ぶが,作付け面積がとんでもなく大きく,それが1つの大陸として存在していて物流コストも下げやすいカナダ,アメリカ,オーストラリアなどに対してどう手を打つつもりなのか?例えば品質改良とか栽培技術を駆使して他国に対応する?でも,それってコスト高くなるでしょ?品質改良とか栽培技術というのは他国だってできること.同程度の品質のものを他国で栽培できたとき,日本は物理的に勝ち目がないのは明らか.
 まぁ,農業の改革が必要だというのは私もそう思うし,TTP交渉参加自体はやるべきと思うけど“強い農業へ改革すれば他国と張り合える”的な発想は安易な気がするのは私だけでないだろう.
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2011年11月11日

世代別投票格差の是正について再考する1

 世代別投票格差の是正についてこのブログで取り上げたところ,こんな記事を書くべきでないと友達から指摘を受けた.軽く考えすぎだというのだが,議論する前からそのような指摘を受けたのは友人といえども残念だった.まぁ,そういう論調は仕事柄慣れているからいいのだけども.ただ,友達に指摘されて再考の余地があると思うところがあったのも事実.
 再考の余地があると思ったのは,どんな場合に1票の重みをづけ,どんな場合につけないのかということだ.この問題について私なりの考えを持っているが,まだ再考の余地が多く残っているので別記したい.一方,本記事では現状の投票関連の制度に対する疑問点からの考察を述べてみたい.
 たとえば,日本国憲法の改正手続に関する法律では第三条 に「日本国民で年齢満十八年以上の者は、国民投票の投票権を有する。 」と記載されている。この,満18歳という年齢の根拠と年齢による権利の差は[続きを読む]
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2009年11月22日

行政刷新会議「事業仕分け」評価コメントに一句一句コメントする

 事業番号3-17「次世代スーパーコンピューティング技術の推進」の仕分け作業の評価コメントにに一句一句にコメントしてみる. 個人的には予算縮小は仕方ないとしても「来年度の予算計上の見送りに限りなく近い縮減」は,この事業が軽視されすぎていると思う.プレゼンターのプレゼンがイマイチだったのかな.
[続きを読む]
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2009年06月30日

首相の「政権交代は必ず景気後退になる」発言について

「政権交代は必ず景気後退」首相が民主批判
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090629-00000948-yom-pol

 麻生首相は29日の参院決算委員会で、民主党が無駄遣いの根絶や埋蔵金の活用などで20・5兆円の財源を確保できると主張していることに関し、「予算の分類を変更しただけで財源が捻出(ねんしゅつ)されるがごとき話をしているが、そんなことはあり得ない。政権交代は必ず景気後退になる」と批判した。
記事より引用
 時事ネタにわざわざ反応してブログ記事を書くのは止めていたのだが,この記事の「政権交代は必ず景気後退になる」という首相発言にはどうしても触れておきたい.
 政治の世界では政党同士で互いに牽制しあうのは良くあることで,この程度の発言で言い返せないようでは野党の力不足といわれても仕方ないだろう.ただ,私がこの発言に嫌味を感じるのは,この発言自体が「風説の流布」のニオイを感じる点である.本当に景気後退するだろうか?一時的な相場変化は起こるかもしれない.しかし「必ず景気後退」というほどの根拠は示せないのではないだろうか.政党間では問題にならないのかもしれないが,企業間でこの様なことを言った場合には「信用毀損罪・業務妨害罪」に抵触する可能性だってあるはずだ.
 それに,政権交代と景気後退に対する国民の不安を無用に煽るかもしれないと言う点も,この発言に対して嫌味を感じるのである.
posted by みっちぃ (管理人) at 01:15| Comment(1) | TrackBack(0) | 有害電波発信地

2008年01月30日

火のないところに煙は立たず

 日本のITの中心的な立場の人がこういう認識では・・・.
IT企業、新卒採用苦戦の理由は「仕事のイメージが悪い」[Yahoo!ニュース]
IT企業、新卒採用苦戦の理由は「仕事のイメージが悪い」[@IT](こっちが元)

IPA 理事長の藤原武平太氏は、IT業界の仕事のイメージについて「3K、5K、7K、10Kなど私自身は根拠がないと思っていることが、面白おかしく伝わっている。このことが結果を裏打ちしているのだろう。私は由々しき事態と思っている」とコメントした。IT業界のイメージをアップについては「別の調査ではエンジニアの3分の2近くが仕事に意義を感じている。業界として、トップからもそういうことを発信していくべきと思う」と語った。
記事より引用
 IT業界の職場が3K、5K、7K、10Kだというような話題が,何もないところから起こるわけないと思うんです.火のないところに煙は立たず.それを日本のITの中心的な立場の人が“根拠のないこと”などといって見向きもしないようだと,それはかえって火に油を注ぐことになってしまわないでしょうか.しかも“面白おかしく伝わっている”などとおっしゃっています.世の中には精神的に追い詰められて職場復帰できず,苦しみ続けている人もいるんです.面白おかしく扱われているとは私は思いません.
 IT業界の中でもソフトウェア業界については,“うつなどメンタルな病にかかる人は他産業の10倍にもなる[ITPro]”という報告があるようです.つまり技術者への負担は業界のトップの人たちが考える以上に大きいのだと思われます.そうであるならば,技術者に対してどのような支援が必要であるかという議論を進め,行動を起こしていかなければならないと考えます.その中心になるべきがIPAではないでしょうか.このような観点で,藤原氏の発言が残念に感じるのは私だけでしょうか.
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2008年01月28日

暫定税率延長について

 こう書くと“個人負担ばかり増えている”と不平を言う人もいると思います.でも,書き残しておくことにします.
ガソリン税据え置き、与党が2か月延長法案提出へ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080127-00000038-yom-pol  与党は27日、3月末に失効するガソリンの暫定税率などの期限を2か月延長する法案を議員立法で提出する方針を固めた。
 与党が「地球温暖化対策」を理由の1つとして暫定税率延長を主張していることについて私は支持します.しかし運送業への負担は大変です.物流を滞らせるようなことはあってはならないと思います.ですから,暫定税率を上手な形で軽減すべきと考えます.
 そこで提案したいのは,..続きを読む
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2007年12月12日

小学生はどう思うのか?

 毎週水曜日フジテレビで放送されている“クイズ!ヘキサゴンU”.そのなかで,小学校で習うレベルの計算問題(応用問題)に挑戦する「脳解明クイズ」は,回答者の不可解な勘違いや間違いが飛び出して笑うどころか閉口してしまうほどだ.
 水曜日のゴールデンタイムだけに,この番組を見ている小学生は多いだろう.そこで思うのは,問題を解くことができない大人を小学生はどう思って視聴しているのかということである.
 フジテレビには“平成教育委員会”というクイズ番組もある.こちらの問題は,私立中学入試に使われるような問題が出てきて,大人にも子供にも勉強になる問題が多いように思う.そういう問題でさえも,実際に私立中学入試に挑もうとしている子供たちや,進学した学生や卒業生にとっては簡単なのかもしれない.でも,世の中が求めている平均水準以上の学力を伴う問題であるだろうから,解けない大人がいてもそれを笑う者は多くないだろうし,解けないことを深刻に思う人も少ないだろう.  しかし“クイズ!ヘキサゴンU”の「脳解明クイズ」は,応用といっても算数の教科書に出てくるような問題ではないだろうか.それを解けない大人,解けないことを笑う大人.それを見て小学生はどう思うのだろうか.
 私が危惧したいのは,問題を解くことができない大人を見て「自分も解けなくていいんだ」と小学生が勘違いしてしまうことである.「解けなくてもいい」⇒「勉強しなくてよい教科」と勘違いされてしまうと,ただでさえ数理を苦手とする子供たちが増えているだけに心配になる.一方で,「解けないとみんなに笑われる」⇒「解けないと恥ずかしい」と思うのならば,学習意欲を持たせるきっかけになるかもしれない.しかし番組があまりに面白おかしく構成されているので,そこまで思う小学生は少ないのではないだろうか.(なお,後者の場合では,問題を解けない大人の視聴者側が不快に思うことがあるかもしれない.「脳解明クイズ」の問題ではないが,私自身も司会者の(馬鹿にした)発言を不快に感じたことがある.)
 まぁ,あくまでバラエティ番組.私の考えすぎといえばその通りなのだが・・・.
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2007年09月30日

なぜ正方形のテレビを作らない?

 ふと思ったんだが,正方形のテレビモニタ(パソコン用のモニタもしかり)が在って良いのではないだろうか.どこのメーカもフルハイビジョン対応だからといって16:9のパネルばかりである.せっかく地デジ対応になったんだし,インターネットにも繋がるんだから正方形のパネルにしたら使い勝手が良くなるんじゃないだろうか.
 そう思ったきっかけは,SONYのα700が同社のハイビジョンテレビ ブラビアとの連携を強化したこと.α700だけでなく同社のほか製品,他社の製品もハイビジョンテレビ用の高解像度の表示機能を持つようになってきている.
(a)横アングルの画像の表示例. (b)縦アングルの画像の表示例.16:9のパネルでは表示される面積の差が大きい.(先日の巾着田の写真より.)
 パソコンモニタでの鑑賞でも同様だが,横アングルで撮った写真は最適に表示できても,縦アングルで撮った写真はモニタ面積に対して小さく表示するしかなくなってしまう(右図).せっかく高解像度で表示できるのにもったいない気がする.正方形のモニタパネルにすれば,スライドショー形式で閲覧しているときに表示される画像の面積は一定であるから違和感が少ない.
 正方形にすると別の使い方もできると思う.例えば,16:9のハイビジョン映像を放送中に,上下に余るスペースを有効活用できる.映像に同期した情報などを大きめに表示できる.ネットワーク家電との連携を強化して,余ったスペースにテレビ電話の映像を出したり,電子レンジの調理が終わる時間を通知したって良い.縦方向にスクロールすることが多いインターネットコンテンツも,閲覧しやすくなるのではないだろうか.
 どういう経緯で今のような仕様に決まったのか分らないが,放送される映像に合わせてデジタルテレビがモニタパネルのアスペクト比を維持する必要性は全くないと思う.そもそも,このような発想は誰でも考えそうなものである.でもそのような製品がないのは,だれかが特許独占しているからなのだろうか・・・?
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2007年08月29日

なぜ携帯電話事業者が動かない?

「ケータイを甘く見るな」 “最強のおもちゃ”が子どもの脅威に[ITmedia]
 これだけ問題視されているのに,なぜ携帯電話事業者が動かないんだろう?この記事の中で下田氏は「有害情報を扱えない端末をまず売るべき。親の教育に期待するのはその次」といっているが,保護者の許可を得た上で子供たちのインターネットアクセスを検閲すれば良いではないか.そこまで行かなくても,対策検討を始めましたとか,事業者が集まって対策委員会を発足しましたとか,そういう話題が出てもいいのではないだろうか.
 携帯電話事業者が重い腰を挙げない理由のひとつに,子供の携帯電話利用に売上げを依存している部分があるからではないかと思う.ドコモの直感ゲームなんて,まさにそうではないだろうか.mixiが18歳未満も利用可能にすると言い出した話も同様だと思う.

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2007年08月17日

2015年燃費規制の「JC08」モードについて思う

トヨタ、「プリウス」が『2015年度燃費基準』を達成
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070817-00000097-myc-sci&kz=sci

トヨタは、新しい燃費の試験方法となる「JC08モード」の走行燃費で認可を取得し、『2015年度燃費基準』をクリアしたプリウスを9月3日より発売する。価格は、231万円〜325万5,000円。

プリウスの185/65R15タイヤを装着する「G」「S」「S スタンダードパッケージ」各モデルは、新しいJC08モード走行燃費で29.6km/L(リッター)を実現し、省エネ法に基づき策定された新たな燃費目標基準である『2015年度燃費基準』をいち早く達成した。195/55R16タイヤを装着する「ツーリングセレクション」系モデルはJC08モード27.0km/Lとなる。
記事より引用
 このニュースを見ると,“やっぱりハイブリッドカーってすごい”と思えるかもしれませんね.でも,2015年燃費規制の「JC08」モードになったとしても測定時の走行時間が限られているわけですから,その走行に耐えうる容量のバッテリーを積めば,“ハイブリッドカー圧勝”なりえるんじゃないのでしょうか?
 そこで思うのですが・・・,JC08モードで“コールドスタート”という従来のエンジンカーには不利な条件が増えました.これに相当するものとして,ハイブリッドカーにはスタート時のバッテリーの充電状況を変えて評価する方法を導入すべきでないでしょうか.満充電時でのスタートと,下限容量時でのスタートのをそれぞれ測定して評価するのです.満充電時ではモータ駆動に依存する割合が高くなるので,当然燃費が伸びます.一方で,下限時でのスタートは発電のためのエンジン負荷が多くなるので燃費が悪化します.下限時でのスタートはハイブリッドカーにとって非常にハンデとなりますが,充電状況で変化する燃費を公正に評価するために必要だと思います.
 実際に導入しようとすると,メーカが反発しそうですが,そこを堂々と受けて立ってくれるとカッコイイんですけどね.

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2007年08月12日

これでは既に負け腰では・・・?

ITシステムから見た年金問題考察(3) システム問題へのすり替えは策謀である[ITpro]
 ITproでおなじみ,戸並氏の記事.この記事の中で『使い勝手の悪い旧式システムを更改せずに使ってきた,と業者の責任にしていますが』と指摘していますが,報告書では『社会保険庁はもちろんのこと、システムの設計や導入等に関わった業者側の問題点も検証する必要がある。』と述べているだけで,“システムの設計や導入等に関わった業者”の責任にはしていません.あくまで責任の所在を検証する範囲を定義しただけではないでしょうか.それなのに「ITが悪者にされたぁ〜」と叫んでは,毅然な態度をとる前に既に負け腰になっているようなものではないでしょうか.
 私は以前,いわゆる年金記録漏れ問題が報じられたとき,直ぐにシステムにも問題があったのではないか?と考えました(下記リンク).もし本当にシステムに問題があったのなら,それは正しく解釈されなければなりません.その意味では,戸並氏の言うようにSEは主張すべきことは主張していくべきだと思います.
 ただ,いくら社会保険庁のシステムが『スパゲッティ状態』だろうと,『業者(ITベンダーやSE)には再構築したい!という強い気持ち』があったとしても,その様な状況でも仕事を請け負い続けてきたのはNTTデータなのです.なぜ,無理な仕事を続けてきたのでしょうか.ここに私は,IT業界内に蔓延る悪循環を重ねるのです.
 つまり・・・,短くまとめにくいのですが・・・,要はIT業界(特にソフトウェア中心のシステム開発)の産業構造が,少々大げさですが“腐っている”といえないだろうかと考えるのです.社保庁システムについて言えば,仕事を断れない理由があったのでしょう.その理由の根底には,IT業界特有の契約形態や下請け構造があったはずです.そして,“ITサービス業の産業構造は近い将来、間違いなく崩壊する[ITpro]”でも東氏が言うように『人月商売、多重下請け構造を維持し続けるのは、もはや絶対に不可能』といえる状況です.これは,今になって問題化した話ではないはずです.長年の間この業界の構造の問題に気づかれつつも,ほとんど改善されてこなかったのです.この状態を“腐っている”といっても過言ではないと思うのです.
 確かに戸並氏の言うように“腐った”政治に毅然たる態度も必要です.しかし,我々IT業界も自らのウミを出す努力をしなければならないと思うのです.そうしないと,政界や他の業界を批判しても声が届かないことになるでしょう.

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2007-08-14 一部誤植修正
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2007年07月09日

有言実行を期待します

片山さつき議員の「システムは数カ月でできる」発言に思う[ITpro]
 この記事の中で,
筆者の過去の経験や知識からすると,社保庁の年金システムの開発が数カ月でできるというのは,まず信じられない。ITproの読者の皆さんも同意してくださるのではないか
と筆者が述べています.
 そもそも,2011年に年金の新システムへ移行する計画(例えばこの記事[時事ドットコム])ではなかったでしょうか.なにも数ヶ月で“慌てて”作る必要はなさそうですし,“数ヶ月でできる”を明言することもないと思います.
 それに,仮にシステムを1年以内に作ろうと計画するのなら,今の段階で“数ヶ月”などという表現を使っている時点でアウトだと思います.そのようなずさんな見通しでは,“数ヶ月”のプロジェクトはダラダラと尾を引きずるだけでしょうね.
 時事ドットコムの記事では,新システムは「既に基本設計が完了した」と報道されています.一方で片山氏は「“数ヶ月”でできる」と述べました.つまり,既に詳細設計が始まっている現段階においても,プロジェクトのスケジュールが曖昧なままだということです.この点からも,新システムに関する一連のプロジェクト運用がずさんに行われていると言えないでしょうか.
 片山氏が“数ヶ月でできる”というなら,そのすばらしいプロジェクトの事例報告を公の場で発表してもらいたいものです.何もプロジェクトが終わってからの事後報告でなくても構いません.“数ヶ月で作るためのノウハウ”を,ぜひ日本のソフトウェア産業発展のために報告してください.
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2007年07月03日

自演行為では?

「しょうがない」久間氏、辞任会見でも連発
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070703-00000013-yom-pol

 防衛省の初代大臣に就任して半年足らず。原爆投下についての「しょうがない」発言で、久間防衛相が引責辞任に追い込まれた。3日夕、省内で開かれた記者会見でも、無念さをにじませながら、「しょうがない」を繰り返した。
記事より引用
 ひねくれすぎた意見かもしれないけど,「しょうがない」の連呼は自演行為では?「しょうがない」が口癖であるかのように見せかけて,自分の立場を少しでも守ろうとしているのでは?
・・・もちろん,私の勝手な想像ですが・・・.ただ,国民の反感を買ったり,総理をはじめ党内に迷惑かけたり,自分の立場をここまで悪くしたりなど,この騒動の原因となった「しょうがない」という言葉を,慎もうと思うのが感情ではないでしょうか.それなのに,久間氏は「しょうがない」を繰返されました.この点に不自然さを感じないでしょうか.※2007-07-04 15:30 追記.16:50さらに追記.

 まぁ,口癖だろうとなんだろうと関係ないですね.しかるべき結果と思います.



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2007年07月02日

中堅SEにとってホウレンソウは有害か?

※2007-07-02 22:00 タイトル修正
トラブルシューターは一匹狼 有害な“正論”を盲信するな[ITpro]
 この記事の中で,
 危うい正論の第2は,「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)を欠かすな」というもの。・・・中略・・・経験を積んだ中堅SE,特にシステム障害を担当するトラブルシューターにとっては,やはりこれも有害な正論だと筆者は考える。
 問題が起きたら,自分が“壁”となって問題の拡大をせき止めることを第一に考えるべきだ。できれば上司の耳に入れる前に解決してしまう。そのくらいの気概を持って,障害対策に当たって欲しい。筆者がトラブルシューターとして過ごした長年の経験から,何でもかんでも上司に連絡して判断を仰ぐ,という受け身の姿勢は感心しない。
と岩脇氏は述べている.言いたいことがわからないでもないが,どことなく違和感を感じる指摘なのは私だけだろうか.
 たぶん同氏はホウレンソウを拡大解釈しているのではないだろうか.ホウレンソウで言っているのは,“報告,連絡,相談”だけで“上司の判断を仰ぐ”ことは含まれていない.“相談”が上司の判断を仰ぐことのように思えてしまうが,あくまで“相談”であって“上司の意見を求める”ことはあっても“判断を仰ぐ”までは含まれてないはず.この点が,私がなんとなく違和感を感じた理由だと思う.
 ホウレンソウを安易に扱うと,部下を育てる上で弊害となりえる.上記のように,ホウレンソウに“上司の判断を仰ぐ”を入れてしまうと部下は自立しなくなる.例えば,部下が相談してきたら自分の意見だけを一方的に述べるのは良くない.これをしてしまうと,まさに上記のような「感心できない」部下になってしまうだろう.
 むしろ,「君はどう考える?」などのように逆質問して,部下に(先に)考えを述べさせるようにする.誤りや自分の考えと違うところがあれば,それを指摘するだけにとどめる.そして最終的な判断は,その場で本人の口から述べさせる.このようにして,自発的な意思決定のクセをつけさせるべきである.
 つまりホウレンソウは部下を育てる上でも欠かせないものなのである.筆者の言葉を借りれば,一匹狼なトラブルシューターを育てるために必要なものだと思う.それなのに,岩脇氏がホウレンソウを「危うい正論」と述べてしまうのは,同氏自身がホウレンソウを上手に扱ってこなかったゆえに,「感心しない部下」が同氏の周りに増えてしまったことが少なからずあるのではないだろうか.そう考えると,少々残念な気がするのは私だけだろうか.
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2007年06月20日

過小評価とおっしゃいますが・・・

日産のゴーン社長、減益決算で反省の弁=株主総会  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070620-00000191-reu-bus_all

ゴーン社長は「(日産株価が)過小評価されていることにフラストレーションを感じている。短期的な業績が原因ではない」と述べた。その上で同社長は「全面的にこれに対処していきたい。配当政策や自社株買いなど、いろいろ方法はあるだろうが、小手先のやり方はしたくない」と強調した。 
記事より引用
日産株の話から少しそれますが,長年日産一途だった私でさえ,今は他のメーカに目移りしてしまっているんです.エクステリアおよびインテリアのデザイン,品質,技術力,そして環境性能.多くの点で魅力を感じなくなっているんです.
 日産には早く目を覚まして欲しいです・・・.

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2007年06月17日

つか,フツーでしょ?

第8回 ちょっと驚き? イマドキの新入社員事情[ITpro]
 自分にも新人の面倒を見る機会が社会人時代にありましたが,この記事に書いてあるようなことは別に驚くようなことではないと思います.“驚いた”という人は,今までそういう人間を相手にしたことがないから驚くわけで・・・.つまり,その人自身も社会人として経験不足なんだと言えないでしょうか.ま,自分も人のこと言えたクチじゃありませんが.
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2007年06月11日

8年後の小学校像・・・(汗)

8年後の小学校像…ICタグ使い出欠、宿題はネット
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070611-00000903-san-soci

教室のハイビジョンモニターで「モナリザ」を鑑賞、出欠は名札のICタグで管理…。情報機器を活用した平成27年の小学校像を、教育研究者らでつくる文部科学省の調査研究検討委員会(主査・山西潤一富山大教授)がまとめた。政府のIT新改革戦略で「22年度までに教員1人に1台のパソコン配備」との数値目標を掲げているが、具体的な将来像の提示は初めて。検討委員会が描いた8年後の小学生の生活は−。
記事より引用
っていうか,ITを使う(使わせる)のが目的になっていないかな〜.ITを使って教育効果を向上させようとするのが本来の目的なんじゃないの?この様な青写真では,かえって拒否反応を起こす教師や保護者が出るだけだろう.
 例えば,「出欠は名札のICタグで管理」なんてなっているけど,小学校では教師が一人一人の名前を呼んで,生徒が「ハイ元気です!」と答えるというコミュニケーションの方が良いのでは?その日の生徒の健康や精神の状態を少なからず察知できるはず.ICタグで出席管理すると何がうれしいのかさっぱり分らん.朝,たった5分ぐらいの時間を出欠確認に割いたっていいじゃないか.
 ・・・などなど,突っ込みどころはたくさんある.もっとも,この記事だけでは突っ込みようがないが.
同省は整備の遅れを認めた上で「この将来像を実現するには、環境整備や人材育成など、幅広い取り組みが求められる」としている。
記事より引用
今は,それどころじゃないのでは?教育再生の効果がやっと出るのには5年近くかそれ以上かかるだろうし,無理にITを取り入れるよりも,もっとやらなければならないことがたくさんあるんじゃないかなぁ〜.
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2007年06月10日

案の定

 と言っては言いすぎかもしれませんが,システム落ちましたね.
社保庁システムにトラブル、納付記録確認が一時不能に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070610-00000004-yom-soci

年金記録漏れ問題を受けて、社会保険庁が10日朝から全国の社会保険事務所や相談窓口で実施していた臨時の年金相談で、神奈川、福岡、静岡、秋田など全国23県にある130の事務所などで、年金オンラインシステムの端末にトラブルが発生し、被保険者の納付記録が一時確認できない状態になった。
記事より引用
ますます,私の予想した事態が近づいている気がしませんか?
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2007年06月09日

消えた年金問題:管理システムの不具合はなかったか?

 5000万件(この数字の信頼性も怪しいという報道があるが)の年金記録問題の直接の原因は,今のところ入力のミスや,そもそもデータを年金記録の管理システムに登録していなかったということのようだ.
 そこでふと思ったのは,管理システム自体に不具合は無かったのかという点である.システム入力時に正確に入力していても,システムの不具合によってデータの不整合が発生したり,データを紛失していたりするということは起きていないのだろうか.システムにバグがあっては,どんなに正確な入力をしても正しく管理できるわけがない.
 なぜこんなことを書くかというと,ITmediaの“崖っぷち!電子政府”シリーズの記事が頭をよぎったからである.この記事では,「人事・給与業務システム」を例に,そのシステム開発費として投じられた40億円が無駄ガネと化した事例が載っている.この事例の原因として要件定義〜設計が曖昧なまま開発が進んだことが報告されている.システム開発には,顧客と開発者の間での綿密な協議を通して,要件定義をしっかり行っておく必要がある.この工程が曖昧だと,その後の全ての開発工程に悪影響を与える.
 電子政府の話題は今世紀に入ってからだが,渦中の年金記録の管理システムはどうだったか.しっかり要件定義が行われ,適切な設計があっただろうか.スケジュールにも無理はなかったか.先の「人事・給与業務システム」事例のように,継ぎ接ぎだらけのシステムになっていないだろうか.もしシステムに不具合があるならば,先ずはそこから手をつけなければ同じ問題をくり返すだけだろう.
 今のところ,年金記録問題に管理システムの不具合が原因しているという報道はなされていないようである.しかし,ここにも社会保険庁の悪しき体質が絡んでいるとしたらどうだろうか.例えば,管理システムを導入してから何年も経つのに,今になってシステムの不具合が見つかったとしたら,それを公表できるだろうか.不具合の内容によっては,社会保険庁は責任をさらに問い詰められることになるだろう.それを恐れて,記録の入力に関わる人為的ミスが原因としているのかもしれない.入力作業はパートやアルバイトがやったと報道すれば,自分たちの責任を軽減したことになる.実際,その様に報道されているので仮説と矛盾しない.
 新ソフトによって5000万件の年金記録調査を行うという方針が政府によってなされた.もし年金の管理システムに不具合があれば,この新ソフトの開発中に明らかになるだろう.
 新ソフトは、NTTデータと日立製作所が共同で開発する。数か月程度で完成する予定だ。政府はこのソフトの活用により、「1年以内に全件の調査を完了させる」との方針を実現させたい考えだ。
記事より引用
ここにも疑問がある.なぜNTTデータと日立製作所が担当することになったのだろうか?ここにも,何らかのカラクリがあるのではないかと疑いたくなる.新ソフトの導入とともに,システムの不具合をこっそり治すなんてことを目論んでいたりしないだろうか.

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2007年06月07日

五輪の影響で住まいを失う?

五輪=ロンドンの低所得者層、五輪の影響で住まい失う可能性
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070606-00000138-reu-spo
う〜むぅ.しばらく実現しないとは思いますけど,日本でも都市部で五輪が開催される話になったとき,同じようなことが起こるのでしょうか.
2012年のロンドン五輪に向けた施設建設やそれに伴う不動産価格高騰のあおりを受けて、1000人を超す低所得者層のロンドン住民が、住まいを失う可能性が出てきた。
記事より引用
結局,低所得の弱い立場の人間が苦痛を味わうことになるんですよね.それがくり返されるたびに格差はさらに広がっていくんです.こんな現実が健全な社会であるとは思えないし,思いたくないです.今の景気だって,好景気を実感している人たちが,その気分を壊さないために「好景気」を連呼しているように感じないでしょうか.それって,バブル景気のときと同じような状況にも見えないでしょうか.

本ブログで格差問題に関連する記事
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2007年05月17日

数年前のBBフォンを思い出す

 数年前,Yahoo!BBが急激に会員数を伸ばしていたころ,BBフォンの品質が良くないという状況があった.(例えばこの記事) 障害発生の理由が異なるとはいえ,今回のNTTで起きた大規模障害と昨年109月(※)の障害(例えばこの記事)は,Yahoo!BBのそれを思いださせる.しかし,数年前のYahoo!BBは今回ほど大規模ではなかった.  NTTのフレッツ窓口のTIPSによれば,三月末でひかり電話の契約者数が300万件強になったらしい.数年前,BBフォンの品質が問題になったのも300万件を越えたころ.あれから数年たって,技術やノウハウが蓄積されているというのに,NTTはBBフォンと同じようなミスを犯している.
 こういう見方もできないだろうか.ひかり電話もBBフォンも,VoIPに必要な1回線分の帯域は殆ど同じだろう.そして,両方のシステムは300万回線の契約が達成するかどうかという状況下で品質が低下した.ということは,今のひかり電話と当時のBBフォンは,同程度の能力のバックボーン及びVoIPシステムによって運用されている可能性がなかろうか.だとすると,ここにもNTTの問題があると思う.
 数年前のYahoo!BBは12〜24MbpsのADSLが中心だった.一方,今のフレッツは100Mbpsの光ファイバーのサービスを前提にしており,システムはより強固で高い処理能力を有しているべきである.それにもかかわらず,前述の仮定の通りだとすれば,明らかにNTTの設計ミスであるといえなかろうか.
 “インフラただ乗り論”がNTTを中心に巻き起こったころ,ソフトバンクの孫社長はNTTの進めるNGNについてこんなことを言っていた
われわれはすでに5年前に完全IPネットワークを構築済み。NTTはわれわれが5年前にやったことを、これから5年かけてやろうとしている
NGNに限らず,今回の大規模障害の件は,はまさにこの言葉の通りではなかろうか.

※2007-05-17 11:05訂正
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2007年05月12日

“来て”ない動画配信

自分もひろゆき氏の考えに近いかな・・・.
 素人ながら,YouTubeなどの動画配信配信サイトが今後延びるとは思えないんですよね.確かに,テレビでは流せないような衝撃的な動画があったりするので“面白い”とか“これはすごい”と思うことはあります.でも,そのような超個性的な動画は長期的に価値を認められにくいのでは・・・?と思うんです.そういうコンテンツが万人ウケするとは限らないですし.良い映画は何十年にわたって収益を上げています.
 本当に価値あるコンテンツを作ろうとすると様々なコストがかかります.そこまでして,動画投稿する人がどのくらいいるだろうかというところも疑問です.投稿がきっかけで,それがビジネス化するということはあるだろうけど,それはYouTubeなどの動画配信配信サイトがなくても(一応)できます.要は良いコンテンツへ容易に辿りつける術さえあれば,動画配信サイトのようなところに集約しておく必要もないと思うのです.
 それに,動画って結論だけを見たいときに冗長な感じがしますよね.頭出し機能を付けておけば良いかもしれませんけど,それでも不十分.私なんか,録画していたテレビ番組を1.3倍ぐらいで再生して,視聴時間を短縮することがよくあります.作者が最も表現したかった大事なチャプターを見てもらう前に,視聴者は飽きてしまうかもしれません.だから,動画って視聴する側にも(時間的なものを含めて)視聴コストがかかるんです.
 視聴コストをゼロに近づけるためには,視聴者のスケジュールの隙間時間に動画閲覧の機会を与える必要があります.そういう隙間時間に,パソコンを起動して,ネットに接続して・・・というのは少々面倒すぎます.だから,こういう動画は携帯電話向けの動画配信にシフトするほうがうまくいくような気もします.携帯端末なら高解像度で広帯域な配信は必要ないので,システムとしてのバランスがよさそうな気がします.
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2007年05月02日

日本語能力の低下の影響

 ITMediaにて,日本語能力の低下に関する記事が掲載されいている.
メール使う人ほど日本語力低い?
・「骨が折れる仕事」は「骨折する仕事」 中学生レベルの大学生
 これらの記事だけでなく,日本語能力の低下を指摘すること声は多い.英語も確かに必要だが,日本語能力の低下が他の教科の足を引っ張っていることも多いと思う.私がアルバイト先で教えている中学数学においても,日本語能力の不足が足を引っ張っていることを実感することがある.
 例えば,「あたり2本,はずれが5本入ったくじがある.一度に2本のくじをひくとき,少なくとも1本当たる確率を求めなさい.」という問題があったとき,樹形図は正確に書けるのだが,“少なくとも1本当たる”の意味が分らずに間違った解答を書く学生が多かった.同様の問題で“1本だけ当たる確率”となった場合も,2本当たりくじがでる場合を含めて考えてしまうケースがあった.
 =(イコール)の意味がわかっていないと思われる学生もいた.中学2年の問題で,「父親の年齢は子どもの年齢の3倍である.父親の年齢を x ,子どもの年齢を y とするとき.父親と子どもの年齢の関係を式で表しなさい.」という問題があったとき,私は次のように板書した.
父親の年齢: x
子どもの年齢: y

式で表したい部分: 父親の年齢  子どもの年齢の3倍            ↑    ↑    ↑             x    ?    3y
 では,「?のところにはなにを書き入れるべきでしょうか」と質問すると,大声で「+」だの「×」だのと言う声が飛び交った.直感的にそういうことを言い出すので,「式で表したい部分の文章をよく読んでごらん」と説明する.場合によっては,声に出させてしっかり読ませるのだがそれでもわからない.そこで私が「は」を強調して読む.しかし,それでも答えが出ないので,仕方なく「=でしょ」と答えを開示することになるのである.
 もう一つ例を示そう.例題として「6%の食塩水と10%の食塩水を混ぜて,8%の食塩水を120g作りたい.6%の食塩水と10%の食塩水をそれぞれ何g混ぜればよいか.」という問題があった.この問題は解答例がついているし,黒板を使って詳しく説明した.一方,学生達に与えた問題は「8%の食塩水と12%の食塩水と60gの水を混ぜて,6%の食塩水を100g200g(※)作りたい.8%の食塩水と12%の食塩水をそれぞれ何g混ぜればよいか.」という問題であった.「まず,例題を参考にしながら式を立ててみよう」という指示を与えたとき,案の定「わからない」というので,「では,例題と今解こうとしている問題を比べて,違うところはどこですか?」と尋ねた.さすがに「濃度が違う」や「作りたい食塩水の重さが違う」ということはわかるようで,直ぐに反応が返ってくる.だが,「60gの水を混ぜる」の有無については,何度読み比べさせてもなかなか反応が返ってこないのである.
 このような事例と見ていると,数学に関する能力というより,日本語を読んで理解する能力が不足しているのではないかと思うのである. 文章を読んで理解できないのであるから,“どこが分らない”のかも本人は分らないだろう.この程度の日本語が分らないのであるから,他の教科においても成績が伸びるとは思えない.
 残念なことに,バイト先の塾ではこのような学生に限って国語を受講していない場合が多い.本人もその親も,国語の重要性を軽視しているようにすら感じてしまう.学校で能力が向上すればそれで良いのだが,国語については勉強しすぎるぐらいの方が良いのではないだろうか.
 もちろん,国内全ての学生がこうであるとは思わない.バイト先の塾は成績が伸び悩んでいる学生が多いため,上記はそういう学生を相手にしてきて私が感じたことであることを付け加えておく.

(※)2007-05-04 9:00修正:実際の問題をそのまま掲載せずに数字を変えて記載したところ,おかしな計算結果になることが判明しました.このような記事を書いておきながら恥ずかしいかぎりです.失礼しました.この記事のカテゴリ“有害電波発信地”らしいミスといえば,そうなのですが・・・.
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2007年04月27日

義務の履行を伴う権利主張を

 先日,京都府内の9人の小中学生が全国学力テストの実施差し止めを申請した話題があった.本ブログでもコメントした.この9人の学生は,結局全国学力テストに参加したかどうかというと,1人を除いて出席したようだ.4月24日の読売新聞夕刊が報じている.(Web記事を引用したかったが,当記事と同じものが見つからなかった)
 テストを欠席した一人が,おそらく仮処分の申請の言い出しっぺだろう.読売新聞記事には,この父親(53)の一言が記載されている.
小学生が問題の背景を理解するのは無理.親権者として登校しないことを選択せざるを得なかった
 ここで言う“問題”とは,近年の教育再生問題のことか,それともテストに出題される問題のことか.おそらく前者のことであるとして話を続けるが,いずれにせよこの親の言い分が全く理解できない.“理解するのは無理”だけどもプライバシー侵害は小学生に理解できるというのだろうか?テスト実施の差し止めの必要性も理解できるというのだろうか?さらに,学力テストを欠席しなければならない意味も理解できるというのだろうか? 言うこととやる事が,全く矛盾して無いだろうか.
 この親の発言で明らかなのは,親が子どのもの立場を理解してないということだ.そんな親に親権を主張する資格があるだろうか.義務を果たしていないのに権利ばかり主張する傾向が近年強まっているとされるが,まさにその事例の一つといえるだろう.
 この子どもは,よくわからないまま自分の名義で仮処分申請を提出させられ,よくわからないまま学力テストを欠席させられたのである.この子が友達に恵まれていれば影響は少ないと思うが,集団行動を乱した一人として,いつの間にか仲間から距離をとられることになるかもしれない.しかし,そうなった理由もまたこの子は理解できないだろう.結局,一番気の毒な思いをするのはこの小学生なのだ.
 他にも,本テストに反対して白紙で出したりする学生や,実施しなかったりする学校があったようだが,短期的な欠点だけを見ず,長期的な利点を伴う視点で教育再生の問題を理解してほしいと思う.確かに本テストによって自分や学校のレベルが明らかになったりするだろう.しかし,それはその時点での実体であって今後10年後の姿ではない.仮にレベルが低いことが明らかになったら,その点を改善すればよいではないか.改善するためには,現状の足を引っ張っている問題から解決しなければならない.何が足を引っ張っているかを明らかにするための方法の一つが学力テストだったわけであり,それを拒否したということは,進歩も成長もない死んだ教育そのものである.そんな教育を受けたいと思うだろうか.
 本テストに関連して採点結果を公表するか否かを各自治体は決めかねているという.個人的な意見としては,学校名を伏せて公開すれば十分であると考える.市町村単位,都道府県単位での統計でも,それぞれの名前を伏せて公開すればよい.これだけでも考察できることは多いだろう.実名は教育政策を担当する者の間だけで扱うようにして情報管理を徹底すべきである.
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2007年04月26日

経営責任が先に問われるべきでないか?

 従業員にしわ寄せする前に,役員自らの報酬を減額することを宣言すべきではないだろうか?
 何の話かというと,日産が8年ぶりに大幅な人員削減策を打ち出した話題.販売不振は結果的には役員の責任なのに,なぜその影響を従業員が真っ先に被らなければならないのだろうか.それに対して,日産の役員報酬は国内メーカに比べてずば抜けて高いことが知られている.(例えばこの記事
 長期的に見て従業員削減が必要だったとしても,そのずば抜けて高い役員報酬を減額することを先に述べるべきではないのだろうか.確かに,現在の日本国内での乗用車販売の状況などをみると,販売不振は経営責任を問われるほどのものではないかもしれない.しかし,他社の7倍近い役員報酬はトヨタのそれに比べると明らかにアンバランスだし,報酬に見合う成果を挙げられていないのは明白である.仮に7倍分の差額(約20億円分)を従業員に回せば,千数百人の早期退職見込みのうち数百人は現職に残れるのである.残ったところで遊ばせて置くわけにもいかない.遊ばせて置かなくて済むようにするのが経営者の役目であり,腕の見せ所ではないだろうか.
 今までも鉄鋼不足で減産したり,ハイブリッドカーの扱いで右往左往(ニッチ技術と言ってはトヨタから技術提供を受けていたり独自開発を宣言したり・・・)したりするなど,日産の経営はどうも危なっかしさが多い気がする.よく言えば柔軟な経営と言えるのかもしれないが,長期的な視野に欠け短期的要因に会社が振り回されているような印象を受ける.
 販売不振について個人的な意見を述べると,職人気質な性格の日産のクルマ作りが販売の足を引っ張っているように思う.これは,ゴーン改革以前からずっと続いている良くも悪くもある性格である.その悪い側面が顔をのぞかせている気がする.全てを否定するつもりはないが,特定のエンジン(VQエンジン)に拘ったり,デザイン(フーガとスカイライン,ムラーノとプレサージュが類似など)に拘ったり,プラットホームに拘ったり(FMプラットホームってそんなに優れている?),メカニズムに拘ったり(まだ5速AT?)などなど,いかにも職人的なやり方がユーザーに対して古い印象を与えてないだろうか.単に技術的に遅れているだけだという意見もあると思うが,技術が命のクルマ業界でその波に乗り遅れたら,その時点で経営戦略の失敗を自覚すべきでないか.
 昔と違って,今はロングヒットとなるような車を作るのは難しいと思う.いや,難しいというよりユーザがそれを望んでいない気がする.新車を発表した時に,どれだけのインパクトを与えられるかという点のほうが,何年もの愛着を感じさせるようなことよりも重要視されるべき状況にあると思う.すなわち,価値創造(=日産の本質,らしい)のプロセスそのものの見直しが必要ではないかと思う.
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2007年04月17日

プライバシー?

 「違憲違法と差し止め申請 京都の児童生徒ら」って,おまいらが仮処分申請すること自体が,他の学生より目立っているということに気づくべきでないか?そんなに自分のことを知られたくないなら黙ってればいいじゃん.わざわざ目立つところに出てきて,“私を見ないで”って言うほうがおかしい.ん?論点がずれている?んじゃ,もうちょっと話を掘り下げよう.
 俺が言いたいことを書く前に整理することがある.先ず,この仮処分申請が,本当に学生たちが自らによって発起したかどうかという点だ.“親が騒ぎ立てて,そして親が子供の名前を使って申請した(させた)”という見方が自然だろう.それを前提としたとき,(1)親は何のために仮処分申請したかったのか?,(2)親はなぜ子供の名前を使ったのか?などの疑問が涌いてくるのである.
 (1)については,子供のプライバシーを守ることは親としての役目の1つだろうとは思う.“子供のためになることは何でもしたい”という気持ちが原動力となって,このような法的な訴えを起こしたのだろう.それはよく分るのだが,(2)親が子供に仮処分申請させたという点はどう解釈したら良いのだろうか?そもそも,申請した学生が本当にプライバシーを侵害されたと思っているのだろうか.思っていないのに,学生たちは親の言うがままに申請手続きをさせられたのだろう.そう解釈するほうが自然だし,そう意見している人(ブログ)も多い.
 ここで私は(1)との矛盾を感じるのである.子供を思うなら,親が子供の前に立ってあげるべきでないだろうか?特に本件については,社会的な影響が小さくない話題であるので世間の視線も強まるだろう.余計にプライバシーが侵害されやすい状況下になりえるわけで,そんな中であえて子供に仮処分申請を出させるというのは,子供を晒し者にしているようなものだと思うのである.つまり(1)と本件の行為はまったく矛盾することなのである.
 その観点では,学生たちが本当にプライバシーを侵害されたと思っていた場合でも同様に矛盾すると考える.学生たちが自らのプライバシーを守りたかったのなら,子供らしく親に申請を依頼すればよかったはずだ.自分の立場は守れるし,親は親としての責務を果たすことになる.要は子供が親を利用すればよかったのである.それは決して間違ったことじゃない.なぜなら,まだ子供なのだから.
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2007年04月15日

携帯を持ち歩くだけで金持ちに?

 いいや,金を稼ぐのはあなたではなくあなたの行動(移動)記録を蓄積している奴らだろう.
 懐疑的な意見が少なくない情報公開プロジェクトの,モデルサービスの第一弾としてNTTドコモの提案が採択されたとのこと.この提案は,利用者の行動を分析してその人に適した情報を提供する試みだそうだ.この記事だけでは判断できないが,同様のことはGoogleなども考えてるので斬新さはない.利用者は欲しい情報が容易に入手できるようになるだろう.でも,欲しい情報というのは大抵“広告”が付いてまわるわけで,その広告収入をいかに増やすかという点が,この手のシステムの(本当の)目的になっているともいえる.言い方を変えると,利用者がクリックしそうな広告を正確に提供するための技術の1つなのである.
 私はそれが悪いとも良いとも思わない・・・.今までのWeb広告は,コンテンツの内容を解析してそれに合わせて広告を出してくれるから気にならない.なぜなら,コンテンツの内容は意図してWeb上に公開したもの/されたものだから.でも,行動の記録はできる限り提供したくない.こっちが情報を必要としている時にだけ位置情報を発信するのは良いのだが,常に記録されていると思うと気分が悪い.これはコンテンツの内容をクローラが読みに来るのとはワケが違うと思う.
 ん〜,えっと,うまく表現できないのだけれども・・・・,行動情報を提供する/しないを選択できたとしても,それだけでは利用者プライバシというか選択の自由を十分に反映できないのではないか?と思うのである.利用者は自分にあった情報を欲しいけど,最低限度の行動情報の提供で済ませたい.提供者側はより正確に(広告を含む)情報を提供したいから,より多くの情報を蓄積して予測制度をあげたい.・・・・,つまり,自分の行動情報を提供すればするほど,奴らの広告収入を助けることになるのではないか?ということが,私がなんとなく相容れない点なのだ.
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2007年03月30日

実用燃費

 e燃費アワードの結果を見ると,国産乗用車部門ではプリウスが堂々1位となっている.上位10台のランキング票をみても,上位2台はハイブリッドカーである.
 実用燃費だけを見ればハイブリッドカーは一応の面目を保ったと思う.しかし,ハイブリッドカーのカタログ燃費達成率は相当悪い.例えば,同じ1500cc(CVT)のティーダラティオのカタログ達成率が80%であるのに対しプリウスは56%〜66%となっている.これは酷い.
 同じ観点で見ると,フィットはテレビCMで24km/Lと大きく書いてある(小さく読めないぐらいの文字で注釈はある)が,実際は14.4km/Lとカタログ燃費の約60%の実用燃費.そのグレードは1300ccでかつSOHCエンジン.一般に,SOHCエンジンは燃費は良くなるが出力が小さい.そんなエンジンを1トンのクルマにつんでいるのでバランスが悪いのだ.実際,1500ccモデル(コイツもSOHCだが)のフィットのカタログ燃費達成率は76%だし,実燃費も1300ccモデルに比べて(わずかだけど)良い結果になっている.
 こうしてみると,燃費が良いというイメージを与えている車ほど実用燃費が悪いという結果を見ているように思えてしまう.このことは決して健全ではないし,各社には誠意をもって実用燃費の向上努力をして欲しいものだ.
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2007年03月16日

世代間投票格差の是正を

 某掲示板で述べたりT.MURACHI氏が引用してくれたりした内容なのですが,このブログでも改めて述べてみたいと思います.
 ここのところ毎日のように耳にする“格差”のうち,“世代間格差”というキーワードがあります.世代間格差の唯一の定義はないように思われますが,年金制度などの社会的保障に関わるものや税金負担に関するものが扱われるようです.それに対して,私は“世代間投票格差”を指摘したいと思います.憲法改正などに関する国民投票手続きににも大きく関わる問題だと考えます.
 平成17年国勢調査結果(第1次基本集計結果)によると,日本人人口は約1.25億人となっています. そのうち,いわゆる団塊世代のうち最も人口が多い56歳は約230万人となってます.一方,最も少ないのは112歳で2人,60歳未満で最も人口が少ない年齢層は59歳代の135万人,次いで39歳代の138万人です.20歳未満では,例えば15歳人口は122万人となっています.
 56歳と59歳はそれほど生活習慣が異なるとは思えませんが,56歳と39歳では大きく異なると考えたほうが自然です. 時代の変化に伴い物事の考え方も異なるはずです. もしそうであれば,選挙や憲法改正の投票などにおいても考え方が異なり,その差異が投票結果に影響されるはずです.
 しかし1票の重みは世代に関係なく同じです. 例えば議員選挙で,A候補者とB候補者がいて,56歳と39歳のみで選挙を行ったとします. それぞれの世代で立場や思考が異なるため,56歳ではA候補者の人気が高く,39歳ではB候補者人気が高いものと仮定します. しかし56歳と39歳では1.67倍の有権者数の差があります. よって,B候補者がどんなに優れていても,39歳代がどんなにB候補者に票を入れても,A候補者の当選の可能性が高いことになります. すなわち,有権者数の多い世代に結果を引きずられることになるのです.
 この例をふまえて5年後のことを考えてみます.15歳だった122万人は有権者となります.一方,56歳だった230万人は第2の人生を満喫していることでしょう. 今のまま人口が遷移したとすれば,その差は1.89倍です. 若年がいくら票を投じても,それが反映されないことになりかねないのです. 極端な話,日本を支えているのは労働者世代です.今の投票制度の場合,最も働き盛りの年代の意見が政治に反映されないことが起こりえるのです.
 これを解決する簡単な方法は,年齢別に重みを算出して1票の価値を平等にすることです.可能であれば,(選挙であれば)選挙区ごとに重み計算をするなどの柔軟性が必要かも知れません.
 この方法にもデメリットはあるでしょう.基本的には,誰しもが己の都合(のみ)で物事を考えるでしょうから,労働者世代の意見が強く反映されることになれば,高齢者にとって不利な結果になるかもしれません.また,選挙権を得たばかりの20歳前半の世代が政局を理解して,適切に票を入れることができるとは限りません.
 しかし一方で,超高齢者になるほど人口は少なくなります.年齢別の重み付けは,その少ない分を強く反映させるこことになるので“年の功”が活きる形にもなります.そう考えれば,世代間投票格差の解消はデメリットが少ない方策といえないでしょうか.
 選挙などの投票に関しては“地域格差”が主に問題視されてきました.しかし少子高齢化に伴い,今回提案したような“世代間投票格差”は無視できないものになると考えます.本提案が新しいものか,昔からあるもので議論済みのものかはよく分りませんが,有識者の方々はどうお考えになるでしょうか.同意する方々が多ければ,もっと騒ぎ立ててもよいと考えています.
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2007年03月05日

地デジのコピーワンスについて

 コピーワンスは著作権上どうしても考えなければならないものではある.しかし,バックアップ目的のコピーや他機器での再生など当たり前にできたことができなくなるというのは,多方面で叫ばれているように大きなデメリットとなる.何のためのデジタル化なのかを改めて問いたくなる.
 せっかくデジタル化したのだから,コピープロテクトをもっと上手にやったらよいではないか.例えば,著作権上の権利を主張するレベルを定義し,そのレベルに応じてコピー回数を制限する方法が考えられる.
 あるいはスポンサーがコピーOKと言ったらそれに従う.このときの番組は,CM部分のスキップ再生ができないように信号を埋め込んでおく.スポンサーにとっては,CMが再生される機会が増えることはありがたいことである.よって,この運用方法はうまくいくと思う.著作権を主張する者がスポンサーの意見に反対するかもしれない.それも権利だと思うが,あまり権利ばかりを主張し続けると自分の身が危うくなる.早く言えばスポンサーが付かなくなる.スポンサーが付かなくなれば自分の作品を世に出すことはできない.
 コピー時の諸属性を定義してもよいと思う.コピーの度に機器固有番号やコピーの目的を記録する.コピーにコピー者を特定できるデータを付加することによって,コピー行為の責任を持たせる.このことによって不正を(ある程度)抑止できるのではないだろうか.
 私の記憶では2005年に見直し論議が始まり,その年のうちに結論が出るはずだったと思うのだが現状どうなったのだろうか.いずれにせよ「地デジは使いにくい」という印象が普及を妨げる(すでにそうなっていると思う)のは間違えないし,普及しなければ作品を世に送り出せない(世に認知されにくい)ことになりえる.権利の主張が利益に結びつくわけではないということを著作者は理解しなければならない.
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2007年02月19日

幹事長!

「そんなんじゃ〜,あなたも一緒だよ!」と言いたい.

何の話題かと言うと自民党中川幹事長が“安倍内閣に緊張感がない”と苦言を呈した話(例えばココの記事).中川氏の気持ちが分らないでもないが,そのような党内部の“見られたくない部分”を公の場で口にすること自体が“だらしない”といえなかろうか.三者面談で,教師の目の前で「あんたしっかりしなさい!」と叱りちらしたり,喧嘩を始めたりする親子のようなものだ.

安倍総理自身は,内閣の問題を少しでも目立たない状態にしたいと思っているはず.しかし幹事長の発言で,より目立ってしまった感もある.意外と迷惑がっているのは安倍総理自身かも知れない.
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