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posted by みっちぃ (管理人)

2014年06月07日

戦争も平和も他人事なのか?

 こんな記事が少し話題になっている.
修学旅行生、被爆者に「死に損ない」 横浜の中学校謝罪
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140607-00000022-asahi-soci

 修学旅行で5月に長崎市を訪れていた横浜市の公立中学校3年の男子生徒5人が、被爆遺構を案内していた被爆者で語り部の森口貢(みつぎ)さん(77)=長崎市=に「死に損ない」などと暴言を吐いたり、やじを飛ばしたりしていたことが分かった。森口さんは学校に抗議し、校長が電話で謝罪した。
(中略)
 森口さんは「こんな経験は初めて。被爆69年となり、戦争や原爆をひとごとと感じているのだろうか。本気で向き合ってもらえなかったことが悔しく、悲しい」と話した。
記事より引用
 この出来事に対して「(被爆者だからということで)記事としてとりあげるというのはおかしい」とか「(被爆者だからということで)属性で差別してるのは誰?」などとコメントし,この出来事の報道自体を否定する意見があるようだが,私は非常に違和感を覚える.まさに「平和ボケ」だと思う.戦争の悲惨さの生の話を聞けるのは,その悲惨な出来事を体験した方々からのみ.生きるか死ぬかの瀬戸際を体験した人の話が聞ける貴重な場で起こった出来事は,“ある日のとある場所で,ある未成年の学生がお年寄りに暴言を吐いた”程度の軽々しく関心を寄せることすら値しない粗末なものなのだろうか?
posted by みっちぃ (管理人) at 23:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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