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posted by みっちぃ (管理人)

2014年05月30日

「働き方改革」で思うこと

 産業競争力会議の分科会で提示された「働き方改革」.「時間ではなく評価される働き方」がいかにも新しい概念のように表現されているけども,ちっとも新しくない.たとえば「内職」がまさにそう.家内工業から続く何かを生産することで報酬を得る「内職」はまさに「時間ではなく(生産量で)評価される働き方」だし,その労働の労働時間は規定されない.指定された数量を決められた日時までに生産しておけば実際の労働時間は自分で決められる.そもそも「時間ではなく評価される働き方」が本当の意味で実現できるなら「労働時間」という概念は存在しないはずなのだ.
 「労働時間」という概念が存在しないと仮定したとき,この「働き方改革」の資料には大きな矛盾がある.“2.改革の大前提”に「働きすぎ防止」・「ブラック企業撲滅」などと書かれているが「働きすぎ」とは何なのか?「働きすぎ防止」の具体的な例として「長時間労働是正に取り組み、成果を上げている優良企業の表彰・公表」などと書かれているように,やはり「労働時間」という概念がそこには存在している.この資料では労働時間という概念を認めつつ,そのような概念が存在しない「時間ではなく評価される働き方」を提言しているのだ.これを矛盾と言わずしてなんというのだろうか.
 もしこのような働き方を産業競争力に必要なものとして重視するならば,まず最初に公務員に適用してみてはどうだろうか?公務員こそ厳しい財政の中で最大限の成果をあげなければならない状況下にいる“労働者”なのだから企業同様に本改革の対象であるべきだろう.
posted by みっちぃ (管理人) at 12:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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