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posted by みっちぃ (管理人)

2013年03月03日

仕事の仕方

 前の記事で「仕事の仕方を変えた」と書いたが,それについても記録を残しておこうと思う.
 今までは,自分の専門としていた分野の研究を標準労働時間の外でやっていた.1年ぐらい前からはそれを時間内にもやるようした.それが上司からみれば不満だった可能性もある.
 そもそも,今の立場での仕事が決まる前,週1日は自分の研究時間をもらえることになっていた.しかし事実上はそんな時間がなかったし,仕事の仕方を変えた昨年の作業記録ベースで数えても,自分の研究に使えた時間(研究作業,論文執筆,学会参加)は標準労働時間の10%に満たなかった.つまり,週休2日を基準にしたら半日だけ時間をもらっただけなのだ.約束と違うじゃないか.
 もちろん,標準労働時間内だけで仕事をしたいと言っている訳ではない.ここでは条件を揃えるために標準労働時間という概念を取り入れているだけで,それ以上の意味はない.今の主活動の領域での仕事も,自分の専門としていた領域での仕事も,今までと同じように今後も仕事に打ち込んでいくつもりである.
 ただ,現実的問題として,私のような工学分野は,ある問題に対して仮説を立て,解決のためのモデルやそれに基づく実証システムを作り,実証システムを用いて評価して考察し,さらに次の研究につなげていくというプロセスを踏むことが多い.私の研究もそうである.この実証システムの開発に数人月以上の時間がかかる.仮に実証システム開発に1人月掛かるとすると,昨年の実績ベースでは1週間あたりわずか4時間=0.5人日/週であるから,20人日分の作業のために40週(=10ヶ月)掛かることになる.こんなに時間がかかっては,進歩の速い工学の世界でとてもやっていけないのである.
 また,此れは言い訳にしかならないかもしれないが,ソフトウェア開発のプログラミング作業はある程度作業継続できる時間がないと生産性が急激に落ちる.中6日間あけて1日だけ作業するやり方だと,次回作業時に前回の作業状況の把握にかかる.これを改善するためには,あらゆるドキュメントを用意して工程管理することが重要であるが,ドキュメントの作成や更新にも時間が必要になるため生産性は益々悪化するのである.しかも,私の場合は現在の主活動領域のシステム開発も行っている.異なるシステムの開発を同時に進行させなければならないため,どうしても双方の生産性に影響してしまうのだ.
 この問題は,私の自助努力で解決できるような性質のものなのだろうか.上司は私との仕事上の関係を“甘えん坊の赤ちゃんの御守り”と言ったが,上記の事情のように2つの領域の両立を図ろうとしている私が赤ちゃんなのであれば,1つの専門領域でひたすら研究を続けている多くの学者をなんと表現するのか聞いてみたいところだ.
posted by みっちぃ (管理人) at 16:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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