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posted by みっちぃ (管理人)

2012年11月29日

MAC OS X でVPN接続のルーティング問題

 ベテランのMACユーザの方へ質問.
 MAC OS X(10.8.2)で,VPN接続を確立してからルーティングテーブルを更新する方法は山ほど見つかる.具体的には/etc/ppp/ip-upを使用する方法.
 しかし,“VPNサーバへの接続経路を指定する方法”が見つからず困っている.以下の方法を試したが,VPN接続を始めたとたんに,VPNサーバへのルーティングがデフォルトゲートウェイに変更されてしまい目的のことを実現できなかった.

・VPNサーバ:A.A.A.A
・デフォルトゲートウェイ:B.B.B.B
・VPN接続用ゲートウェイ:C.C.C.C

※B.B.B.B経由のルートはその先にFWがあって,その制約によりPPTP VPNを張ることができない.そこで,C.C.C.Cを指定したい.

1) sudo route delete default
2) sudo route add A.A.A.A C.C.C.C
3) netstat -rn で確認
4) VPN接続する.接続中の表示がでる.
5) netstat -rn で確認すると 2)で追加したルートが変更されていてB.B.B.B経由になっている.
6) VPN接続失敗のメッセージが表示される.
7) netstat -rn で確認すると,B.B.B.B経由に変更されていたA.A.A.A宛の経路が削除されている.

 要するに,MAC OSのVPNの接続手順がVPNサーバへの経路をデフォルトゲートウェイに強制する仕様になっているものと思われる.ちなみに,デフォルトゲートウェイはNICのアドレス設定のところで指定しているぐらいなのでこれを削除して上記手順を実行したら,5)の時にそのNICに割当てたIPアドレスがゲートウェイとして指定されていた.
 ん〜.よくわからないなぁ〜.Windowsではここまで困らなかったのだけども・・・.何か情報があれば教えてほしいです.
posted by みっちぃ (管理人) at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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