本ブログの更新について
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posted by みっちぃ (管理人)
2012年11月17日
最近の出来事で思うこと(2012.11.14-16)
ようやく衆議院が解散した.14日の党首討論の模様のニュースを見て,総理は民主党内部でも党の外部でもとても難しい立場だったのだろうと感じた.
よく「今の民主党では戦えない」というセリフと耳にしたが,どんな民主党だったら戦えると思っていたのだろう?マニフェストをすべて実行していたら戦えたとでも言うのか?多様化が進み,生活も,価値観も,道徳観も異なる国民に対して,マニフェストをすべて実行していれば党の支持率が高くなったとでも言うのか?
しっかし,最後まで民主党は野合だった.「今の民主党では戦えない」といって離党していく民主党議員は,どういう論理で離党すれば選挙に勝てると思うのだろうか?離党して自分の信念を貫くのは結構なこと.でも,自分の信念と民主党のマニフェストの根底にある理念が一致していたから民主党員だったのではないのか?その意味では,離党者が相次いだことで今の民主党は政権交代直後に比べれば良くなっているのかもしれない.
私は野田総理に対してある程度のリーダシップを感じている.もちろん疑問に思うところも数多くあるけど,議員誰もが避けようとする政策を身を削りながら実現したし,今回の解散についてもよく熟慮しているなと感じるからだ.このまま党内を意識して任期満了まで引き延ばしても,離党者が多くて議席が減っており,さらにはねじれ国会では決めるものも決めにくい状況は続く.それまでに,第三局が力をつけてきて民主党の立場はますます悪くなる可能性もある.決められない政治が続いてしまうことになっただろう.
以前も書いたが,今回は残念ながら票が分かれ,過半数を得るような党は無いのではないかと予想する.国民がある程度賢ければ,自民党時代の問題点も知っているし,民主党が期待ハズレだったことも知っている.民主が期待はずれだった背景には,政権交代に伴うリスクがあったことも知っている.だから,第三局が第一党になることもリクスが高いと考えるだろう.自民党時代の問題点を許せる人の数が多ければ,自民党と公明党を併せて半分を超えるかもしれない.でも,そのような人はどのくらいいるのだろう?政権交代する前の自民党時代を我々はよく思い出す必要がある.もし,自民党時代の問題点を許せない人が多いとすれば,「過半数を取る」と言っている自民党の戦術よりも,過半数をとることよりも第一党になること(だけ)を目指している(だろうと思われる)民主党の戦術の方が適切に思える.そのためには,第三局の力が弱い今のうちに選挙をした方が民主党にとっては有利という訳だ.
いずれにせよ,国内外の情勢がめまぐるしく変化している時代に政治の停滞は致命傷になる.今回の解散で国民番号制度などの重要な法案もペンディングになった.あらゆる問題が待ったなしの状態なので,今回の選挙を機に少しでもよい方へ進んでいくことを切に願いたい.
・・・そのために,どこに入れるか・・・.悩ましい・・・.
よく「今の民主党では戦えない」というセリフと耳にしたが,どんな民主党だったら戦えると思っていたのだろう?マニフェストをすべて実行していたら戦えたとでも言うのか?多様化が進み,生活も,価値観も,道徳観も異なる国民に対して,マニフェストをすべて実行していれば党の支持率が高くなったとでも言うのか?
しっかし,最後まで民主党は野合だった.「今の民主党では戦えない」といって離党していく民主党議員は,どういう論理で離党すれば選挙に勝てると思うのだろうか?離党して自分の信念を貫くのは結構なこと.でも,自分の信念と民主党のマニフェストの根底にある理念が一致していたから民主党員だったのではないのか?その意味では,離党者が相次いだことで今の民主党は政権交代直後に比べれば良くなっているのかもしれない.
私は野田総理に対してある程度のリーダシップを感じている.もちろん疑問に思うところも数多くあるけど,議員誰もが避けようとする政策を身を削りながら実現したし,今回の解散についてもよく熟慮しているなと感じるからだ.このまま党内を意識して任期満了まで引き延ばしても,離党者が多くて議席が減っており,さらにはねじれ国会では決めるものも決めにくい状況は続く.それまでに,第三局が力をつけてきて民主党の立場はますます悪くなる可能性もある.決められない政治が続いてしまうことになっただろう.
以前も書いたが,今回は残念ながら票が分かれ,過半数を得るような党は無いのではないかと予想する.国民がある程度賢ければ,自民党時代の問題点も知っているし,民主党が期待ハズレだったことも知っている.民主が期待はずれだった背景には,政権交代に伴うリスクがあったことも知っている.だから,第三局が第一党になることもリクスが高いと考えるだろう.自民党時代の問題点を許せる人の数が多ければ,自民党と公明党を併せて半分を超えるかもしれない.でも,そのような人はどのくらいいるのだろう?政権交代する前の自民党時代を我々はよく思い出す必要がある.もし,自民党時代の問題点を許せない人が多いとすれば,「過半数を取る」と言っている自民党の戦術よりも,過半数をとることよりも第一党になること(だけ)を目指している(だろうと思われる)民主党の戦術の方が適切に思える.そのためには,第三局の力が弱い今のうちに選挙をした方が民主党にとっては有利という訳だ.
いずれにせよ,国内外の情勢がめまぐるしく変化している時代に政治の停滞は致命傷になる.今回の解散で国民番号制度などの重要な法案もペンディングになった.あらゆる問題が待ったなしの状態なので,今回の選挙を機に少しでもよい方へ進んでいくことを切に願いたい.
・・・そのために,どこに入れるか・・・.悩ましい・・・.
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