本ブログの更新について

 本ブログの更新は2016年3月31日をもって終了しました.ありがとうございました.
posted by みっちぃ (管理人)

2007年08月31日

α新機種,結局発表なかったなぁ〜

 今日,CANON EOS 40Dが発売になりました.SONYが少しでもシェアを確保したいと思うなら,EOS 40Dの発売前に製品発表をしてくるだろうと考えますが,結局製品発表はありませんでした.ということは,年内中に発売されるといわれている新機種は,スペックが40Dと競合しない製品なのかもしれません.それならば,いったいどのようなスペックになるのか・・・.未だにSONYの動向が見えず,ウワサすら確度の高いものが無いだけに,インパクトあるスペックの新機種だろうと期待させられます.
 一方で,新製品発表がないのは本当に計画通りなのかという疑いも持たざるを得ません.製品発表がなくとも,SONYのDSLRに関わる意気込みが表立っていれば,そのように思うことは無いでしょう.しかし,この一年間でαマウントのユーザーを引き止めるようなネタがあったでしょうか.
 何より最近思うのは,いつまでαマウントと一緒でいられるかということです.CanonとNikonは銀塩カメラを生産し続けています(※).仮に今使っている銀塩カメラが壊れても,生産が継続されている限り銀塩SLRの新製品が入手可能です.これらの保守部品の保有期間を考えても,レンズを使い続けることができるだろうという安心感があります.しかし,旧ミノルタは完全に生産終了しました.今使っているカメラが壊れたら中古しか入手できません.保守部品も在庫のみであると推察します.しかも現在は,SONYの中のほんの一部分でしかありません.まさに風前のともし火ともいえるのではないでしょうか.
 今後はデジタルでしか撮らないと割り切れば,αマウントを使い続けてもいいかもしれません.でも,私は銀塩写真を撮り続けたいです.それゆえに,今のレンズを手放して他社に移るべきという考えになってしまうのです.このように考えているαユーザーの人は少なくないのではないでしょうか.
 そういう状況でも,αマウントを使い続けようと思う人もいるわけです.使い続けたいと思わせる製品を出すことが,コニカミノルタから事業を引き継いだSONYの宿命です.これだけユーザーを待たせておいて,その宿命を果たしてくれるでしょうか.今後のαマウントとそのユーザーの運命を占うのは,次のα新機種にかかっているといえるでしょう.その成否は,もうそろそろ分るのです.


※Canonは開発停止を事実上認めたことが報じされています.Nikonもフィルムカメラ事業を事実上撤退し,現在は2機種を生産しているのみです.
posted by みっちぃ (管理人) at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真など
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/5278154

この記事へのトラックバック