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posted by みっちぃ (管理人)

2011年08月27日

上原美優さんの本を読む

 いまさらだけど,5月に亡くなった上原美優さんの本を読んだ.テレビで見かけるようになってから,相当な苦労の乗り越えてきたんだろうと気なっていた芸能人の一人だ.亡くなったという報道をみたときはとても悲しい気持ちになった.
 彼女の本を読んでいると,本当の意味で貧しかったころの幼少期はとても楽しい話題が多い.一転して,中学以降の話題は胸が痛むようなものばかり.年代的には平成不況真っ只中の時期とも重なる.景況が続いていれば違った運命だったに違いない.
 中学時代のエピソードは,状況は違うけど自分の大学時代の心境を思い出した.周りは大学生生活を楽しんでいたし,友達同士の他愛もない話がとても楽しそうだった.クルマの話題,パチンコとかスロットの話題,国内外の旅行の話題,ゲームとかアニメの話題,飲み会とかコンパの話題で盛り上がっていた.一方の自分は,毎日8時間近い通勤とアルバイトでそんな話題に入る隙もなかったし,そもそもお金がかかると思うと一緒に行動する気になれなかった.さすがに大学生なので“いじめ”のようなものはなかったけど,誰も誘ってくれなくなったし,自分から仲間に入れて入れくれと言っても断られたりすることが増えるようになった.
 美優さんをうらやましいと思う一面もある.兄姉が多い分,疎遠とはいえどこかでつながっている.いざとなれば助けを求められる親友もいた.タレント活動が順調になるにつれて芸能界でも親しくなった人は多いだろう.
 自分はどうだろう.今の職場はパートナーさんしかいないので同じような立場の人がいない.だから仕事上の悩みを相談できる相手もいないし,困難を一緒に乗り越えるような仕事仲間もいない.大学院時代の後輩は歳も住む地域も仕事の内容もバラバラだし,やはり先輩と後輩の関係もあるので腹を割って話していても相手に気を遣わせていることがわかる.大学時代の友達関係は上記のとおりだし,高校から幼少期までさかのぼってもほとんど疎遠になってしまっている.となると,自分の周りにつながりがあるのは社会人時代の同僚が2名いるぐらい.その2名だって配属が違ったので,仕事の困難を一緒に乗り越えてきたというほどの関係とはちょっと違う.
 困難を乗り越えるときには心の支えが何よりも重要になる.美優さんはそんな心の支えがたくさんあったはず.報道によると当時付き合っていた男性もいたようだ.それらのうちの大きな支えとなっていた母親の死が,タレント活動で順調だった上原さんを一気に苦しめてしまったのだろう.もちろん真相はわからないが,美優さんの重い苦しみを受け止めるには他の支えが力不足だったということは事実だと思う.とても残念だけども,誰よりも波乱万丈な人生を生き抜いてきた美優さんの死を温かい気持ちで受け入れたいと思う.
 上原美優さんのご冥福をお祈り申しあげます.

追伸:
 いまこの時にも,いろいろな事情で悩まられている方々がいる.何のために辛い思いをして働くのか,何のために生きているのか,自分が死んでもだれも悲しまない,いっそ身を投げてしまおうと思いつめている人もいるだろう.でも,どうか死なないでほしい.
 私自身もいろいろな不条理を感じながら生きている.今すぐにでも仕事を辞めたいと思っているし,そもそも何のために働いているのかわからなくなる.働かないのであれば何のために生きるのか.幸い,私にはまだ親も兄弟も健在だから思いつめたことはないけども,自分が死んでも誰も悲しまないのではと思い込んでしまうと,生きていても辛いのだから身を投げてしまいたい気持ちになることもある.
 実際のところ,自分の場合は奨学金などの“借金の返済”が自分の心の支えになっている.あまり心地の良い心の支えではないけども,今すぐにでも仕事を辞めたいという気持ちへの歯止めにはなっていると思う.仕事をやめられないので生きるしかないという割り切りができている.辛いけどとても幸せなことだと思う.それがなくなったら・・・,つまり借金の返済がなくなったら何が心の支えになるのか・・・・.今それを思うと不安になってしまうのだけども,一方で新たな債務を負うことへの不安もある.なんだかやっぱり生きている心地がいない・・・.
 ただ一つ言えることは,いろいろな本を読んで知識を深めたり知見を広げたりすることは新たな活路へのきっかけになり得るということ.もし今悩み苦しんでいるのならば,書棚の背文字を眺めるだけでもよいので,近所の書店や図書館へ足を運んでみてはいかがだろうか.
posted by みっちぃ (管理人) at 18:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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