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posted by みっちぃ (管理人)

2011年04月12日

今回の都知事選に思う

 今回の都知事選,石原氏が当選となったのは順当だったと思う.私も都民だったら,不本意ながら石原氏を選んだだろう. 不本意というのは,バリバリ働いてもらうにしては石原氏が高齢すぎること,考え方が古い,調子に乗ると口が悪い,これまでの任期でのいくつかの失政が気になる,という点である.
 そのような点を差し引いても,他の候補では頼りないと感じた.特に足りないと思ったのは現在の都政への批判. マニュフェストを見ても“今後こういう東京を作りたい!”という将来ビジョンが書いてあるぐらいで,現在の東京がどう悪くて,その状況を作ってきた現都政の何が悪いという批判があまりない.あっても弱い.現在の都政では満足できないから立候補したはずなのに,個人の描く将来像を,価値観の多様な都民に対して押しつけている.
 この点は,選挙後の各候補の発言にも表れていると思う.例えば,
渡辺美樹氏「変化より安定」と分析/選挙
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20110411-759624.html

石原氏への不満も。「全てのテレビ局から討論会の話があったが、石原知事が全ての番組をキャンセルした。1度も『都政をどうするか』という議論をテレビの前ですることができなかったことが大変残念」とこぼした。
記事より引用


【統一選2011】都知事選 小池氏「論戦回避残念」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000076-san-soci

 選挙戦については「現職知事が論戦の場を回避したのは残念だ。原発に対しても都民の関心は高まっており、日に日に手応えがあった」と振り返った。
記事より引用
 そんなの,全部マニフェストに書いておくべきことではないだろうか.あるいは政見放送や街頭での演説などで主張すればいい.そもそも,討論会は現職を責める場所ではない.討論したってお互いの考えが対立しているのだから,妥協点を見出すことなんてないし,新しい将来像が生まれるわけでもない.仮に,討論して考えが変わったりすることがあるんだったら,そんな軟な考えのもとで立候補すること自体が都民に対して失礼だと思う.
 しかも,石原氏は震災に伴う対応などで本当に余裕がなかったのではないか. 深刻な背景があるにも関わらず,自分が少しでも優位に選挙戦を進めたかったという自我が両候補者の発言から見え隠れする点は,やはり都知事として不適格と言わざるを得ないのではないか.
 2位だった東国原氏はそこそこ健闘だったと思う.選挙後の自己分析でも
敗戦の東国原氏「熱い思いを浸透させられなかった」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110410-00000559-san-pol

 東国原氏は「東京はいろいろな価値観をもった人がいて層の厚さを感じた」と語り、(中略)悔しさをにじませた。
記事より引用
という点は,知事を経験してきただけに的確な感想だと思う.東国原氏が目指したいことは,まずは国会議員の立場でアプローチした方がよいのではないだろうか. まだ白紙というが,今後の動向に期待したいと思う.
 ところで,毎度お馴染みの都知事候補であるドクター・中松氏が
都知事選 中松氏「手応えも」 統一選2011
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000077-san-soci

 5度目の挑戦となったドクター・中松氏(82)は、選挙事務所で「手応えはあったが、実際の結果が乖離(かいり)しているのは、今の選挙システムが本当に民意を反映しているのか疑問だ」と述べ、「草の根で日本をよくする」と再起を誓った。
記事より引用
と発言しているが,この点は,私が以前指摘した世代間投票格差が多少の原因になっているかも.ただ,そうだとしても中松氏には票が集まりにくいかと・・・.
posted by みっちぃ (管理人) at 01:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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