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posted by みっちぃ (管理人)

2011年04月06日

“いい機会”ではない

 3日のフジテレビ「新報道2001」で都知事候補の,石原氏,小池氏,東国原氏,渡辺氏が出演していた.この番組を最初から最後まで見ていたわけではないが,自分が見たときは原発問題だった.
 その模様がスポーツ報知ににも掲載されている.
東国原・渡辺・小池氏、石原氏の原発容認発言追及も議論かみ合わず…東京都知事選
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20110404-OHT1T00061.htm

 “慎太郎氏VS残り3人”の対立が明確になったのは、原発を巡る議論だった。「原子力発電の問題を真剣に見直さないとダメ」と切り出した小池氏が「石原さんは依然として原発推進論者だと福島でおっしゃった」と指摘。渡辺氏も「原子力発電は反対です。非常に危険であることが証明された」と続き、東国原氏も「立ち止まって考えるべき」と主張した。
 慎太郎氏は都の防災服姿。「フランスは原子力発電をうまくやっている」「何も、原子力一辺倒と言ってるわけじゃない」などと主張し、小池氏には「そんなこと(原発推進論者と)言ってない」と反論。小池氏は「いやいやハッキリ報道されてます。ごまかさないでください」と言い返した。
記事より引用
 ん〜.この記事では,小池氏,東国原氏は“見直し”という立場で書かれているが,番組を見ていた印象では渡辺氏と同じように「反対」を掲げていたように記憶している.石原氏は今回の事故の原因や問題を徹底的に検証してそれから考えるべきだと主張していた.つまり, 3人は「反対」で石原氏は「まずは検証」という立場だった.個人的には,日本における東京都の立場,知事として4年間で出来る仕事の範囲,今回の事故の重要性を考えると,やみくもに再生可能エネルギーへの転換を引っ提げて原発反対を主張する3人よりも,石原氏の発言のほうが現実的で好感が持てた.
 それよりも,「(見直すために)いい機会だ」という表現をした渡辺氏と東国原氏はとても許しがたい.そんなの事故が起きてからいうようなことではない.私が都民だったら,もう選択候補としては対象外だ.
 ただ,本当に原発問題は難しい.確かに再生可能エネルギー利用への転換に期待したいところだが,震災の影響による景気の低迷や電力不足,導入コスト対発電量のバランスを考えると,短くても今後5〜10年間は原子力に頼らざるを得ない状況が続くのではないだろうか.一方,高レベル放射性廃棄物の処理方法についても行方が不透明だし,核燃料サイクルの計画自体も順調とは言えない状況である.核燃料サイクルへの影響については,昨年8月に起こった高速増殖炉もんじゅで起こった事故が記憶に新しい.このまま原子力政策を進めるには,あまりに不安が大きすぎるのである.
 だからと言って,再生可能エネルギーが社会を支えるほどの能力を持っているかといえば,まだ現実的ではないと感じる.こうやって悩んでいる間に,昨日も原油価格が2年半ぶりの高値を更新した.各国で原発の見直しが始まっているということは,火力への依存は世界的に続くはずだから今後も原油価格は上がり続けるだろう.そうなれば,今原発から避難している方々を含めて,ガソリンの高騰などで再び悩むことが慢性的に続くかもしれない.私も再生可能エネルギーへの夢は持っているが,少なくとも震災から日本が立ち直るまでの間は,原子力をうまく活用することが現実的なのではないか.
posted by みっちぃ (管理人) at 07:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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