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posted by みっちぃ (管理人)

2007年05月27日

次期αに思うこと

 日本カメラ2007年6月号に「ソニーα新モデル大予想」という特集が掲載されています. やはりここでも,ハイアマチュアモデルはAPS-Cであろうという見方が有力のようです.
 昨年,SONYαが公開されたとき「伝統と挑戦」というプロモーションの中で, こんなフレーズが出てきます.
αマウントを継承。未来へ託すのは
世界累計1600万本の「αレンズ」
 コニカミノルタがカメラ事業を撤退するというニュースの後だったこともあり,ミノルタユーザとしてはこのフレーズに感動しました. また,「デジタル一眼レフカメラの"真打ち"になる」という同社の意気込みも,あらゆる期待を抱かせるものでした.
 それから1年.α100はカメラグランプリ2007「カメラ記者クラブ特別賞」を受賞するなど,一定の成果を挙げているように思います. でも,果たして“真打ち”になれたのでしょうか. 同社の言葉を借りれば「一番の実力者、人気の持ち主」になれたのでしょうか.
 残念ながら,その域にはまだ達していないように思います. だからこそ,次期αが“ソニーならではの「チャレンジ」を少しずつ加えた”ものであることを期待したいと思います.
 その点で,私は次期αとしてのハイアマチュアモデルと最上位モデルが, 共にフルサイズイメージセンサーを搭載していることに期待したいのです. 1600万本のαレンズをフル活用できることこそ,未来へ託された者の使命を全うすることになると思うのです.
 確かに,モックアップモデルを見る限りでは,ハイアマチュアモデルは若干コンパクトです. 特に液晶モニターの左側部分が,ハイアマチュアモデルは短いようです. この差がイメージセンサーサイズの違いによる影響である可能性は高いように思われます.
 そもそも,フルサイズイメージセンサーになったからといって,従来のレンズがフル活用できるとは限りません. センサーの反射が,画質低下に影響を与えることは周知の事実です. 解決のためには,レンズ側にも対策を講じるなどの工夫が必要とされています. イメージセンサーが小さいほうが,このようなデジタル一眼レフ特有の悪影響が出にくいことも指摘されています.
 そう考えると,ハイアマチュアモデルがAPS-Cサイズというのは,従来のレンズ群を活かす上で決して悪いことではないかもしれません. しかし,そういう問題についても,独自の技術で解決して欲しいとも思ったりします.
 フルサイズセンサーは確かにコストが高いです. ハイアマチュアモデルに積むにはバランスが悪いことでしょう. でもその様な多くの難題を乗り越えて,αが“真打”になれることを期待しています. 他者に真似できない商品力で,一番の実力者、人気の持ち主になって欲しいと思っています.
 そう遠くないうちに新製品発表があることでしょう.期待と諦めが入り混じるなか,その時を待つ今日この頃です.
posted by みっちぃ (管理人) at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真など
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