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posted by みっちぃ (管理人)

2007年04月07日

論文執筆でMS-Officeを使う時のコツ 1

 論文原稿の作成の定番といえばTexですが,最近ではMS-WORDを使うことも多くなりました.今回はMS-WORDで原稿を作成する際の図表の扱い方のコツを書きます.

【問題点】
 理工系論文の場合,図は下側に,表は上側にキャプションをつけるのが一般的です.また,図表は文章中に埋め込む形で配置するよりも,基本的に各ページの上側にまとめて配置することが多いです.その様な場合,本文中に直接張付けると,文章を追加した場合などの時に図も一緒に動いてしまい,レイアウトが定まりません.

【解決方法】
 テキストボックスを利用する方法をおすすめします.MS-WORD2000の場合(Word2003でもほとんど同じだと思う)の手順は次の通りです.
  1. まず,テキストボックスを適当な大きさで配置する.
  2. テキストボックスの枠を右クリックして,表示されたメニューから「テキストボックスの書式設定」を選ぶ.
  3. 書式設定画面において「色と線」タブにて「線」を「線なし」にする.塗りつぶしは白色にしておく.塗りつぶしなしにすると,後でテキストボックスエリアを編集しにくくなる場合がある.
  4. 次に「レイアウト」タブを選び「四角」を選択する.次に「詳細設定」を押下する.
  5. レイアウトの詳細設定画面では,「配置」タブにて「基準」を「ページ」に変更する.次に「文字列の折り返し」タブをクリックし,任意の折り返し種類を選ぶ.図1のように,図表エリアの外周に本文が来るようにしたい場合は「四角」を選ぶ.原稿が2段組で,2段にまたがる図表エリアを作りたい場合は「上下」を選ぶ.「文字列と間隔」は,テキストボックスとのその外側の本文との距離である.適宜調整する.OKボタンを何度か押下して設定画面を閉じる.
  6. テキストボックスを任意のサイズに変更して,目的の場所に配置する.
  7. テキストボックス内に図や表を貼りつけ,キャプションをつける.
 あらかじめテキストボックスのサイズを決めているので,その中で図を貼りつけたり表を作成すれば,そのまま任意の大きさの図表ができます.テキストボックスと関連付けられた本文中の段落が同じページ内にあれば,本文を編集してもテキストエリアの位置は変わりません.上記設定のおかげで,本文テキストはテキストエリア図表と重ならずに,図表に回りこむよう形で自動的にレイアウトされます.図表ごとにテキストボックスを作成すれば,レイアウトの自由度は高まります.
 しかしながら,この方法だとオートシェイプを使って図を作成している場合に作業しにくいです.この点のコツは,次回以降説明する予定です(掲載日未定).

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図1 テキストボックスを使って図表を貼りつけた例.
※分りやすいようにわざと黄色く着色してある.テキストボックス内のキャプションは中央揃えになっている.
posted by みっちぃ (管理人) at 00:55| Comment(0) | TrackBack(2) | 論文執筆でMS-Officeを使う時のコツ
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