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posted by みっちぃ (管理人)

2007年03月10日

いくつかの疑問

 ITMediaに徳力基彦氏の“ちょっとだけ、失敗しないプロジェクトに近づくための3つのヒント”という記事が記載されている.いくつか疑問に思うところがあるのでトラックバックしてみよう.

疑問1  こんなこと書くと“頭が固い”といわれそうだが,タイトルの“ちょっとだけ”はどこにかかるのだろうか?“ちょっとだけ失敗しない”のか“ちょっとだけ近づくためのヒント”なのか?こういう曖昧さこそがプロジェクトを失敗に導く火種となりかねないと思うのだが,果たしてどうだろうか.

疑問2  “プロジェクトを長期で考える”において『これまでのソフトウェアはパッケージ販売が基本でした』と指摘しているが,本当にそうだったのだろうか?

疑問3  “遅い人ではなく、早い人に注目する”において『やる気のある人の能力を最大限活用する』と指摘されているが,失敗しないことを優先するのであれば“最大限活用する”ことは危険ではないだろうか.プロジェクト運営においては様々なリスクを前もって想定しなければならない.しかし,不測のリスクへの対応を考慮すると,各人員の能力を最大限活用するのではなく,余力を与えておいたほうがリスク回避できる可能性が高くなる.「やる気のある人」「作業が早い人」は,なおさら余力を与えておいたほうが良いような気がする.プロジェクトの建直しは,そのような優秀な人材に頼るしかないからだ.

疑問4  『通常のプロジェクト管理では、作業が遅れている人に焦点が当てられます』と述べられているが,本当にそうなのだろうか.私は現場から離れた人間ではあるが,そのような事が“通常”と感じるプロジェクトは一個もなかった.例えトラブルプロジェクトのヘルパーとして参加したときでも.

疑問5  『普通の「プロジェクト管理」の手法』とは何か.また,今回筆者が挙げた3点は“新しい切り口”なのか.

 私は学術の場に身を置くようになって,確かに現場の感覚を忘れてしまったのかもしれない.しかし,今回の記事を拝読してどうも腑に落ちない点が多かった.有識者諸氏のご意見をいただければ幸いである.
“有害電波発信地”とは,(浅学なくせに)好き勝手言い過ぎて,その結果,自分自身の立場を悪くしかねないようなコメントを発信するためのカテゴリです.
posted by みっちぃ (管理人) at 01:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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