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posted by みっちぃ (管理人)

2007年03月05日

iSCSI Enterprise Target を CentOS4.4にインストールする・・・の再検証

 CentOS4.4にiSCSI Enterprise Target(以下IET)をインストールする件で,引続き動作検証を行った. まずこれまでの話を整理すると,前々回の記事で CentOS Forumsの話題から入手したソースを使ってIETをインストールした. その後前回の記事で動作が不安定であることを述べた. しかし,他の要因もあるかもしれないということで結論を見送った.
 今回,再検証のためにクリーンインストールしたCentOS4.4(yumでアップデート済み)をVMWare Server上にて構築し, 先に紹介した手順でIETをインストールした. その後,Windows上からディスクアクセスを試みた.
 その結果,問題なく使用できている.まず36GByteのファイルを一気に書き込む試験を行った. 前回の環境ではCentOSがフリーズしてしまったが, 今回はまったく問題がない. 次に,FDBENCHというベンチマークプログラムを使って 2GByteファイルを扱ったテストを行ってみたが,これでも問題は生じなかった.
 ただし,CentOS4.4側で“Memory squeeze, deferring packet”のメッセージが頻発した. このメッセージの意味を調べてみたのだが,あまり良い解説を見つけられなかった. パケットからデータを組立てる前にパケットバッファが逼迫したということなのだろうか. このメッセージに対して「メモリを増設すべし」という記事が多く見つかったので,そういう対処で解決するのかもしれない.
 あくまで私の手元の環境での簡易的な検証結果なので断言できないが,問題なく使用できそうである. 前回の記事でフリーズした環境については, OSごとクリーンインストールするなどして改めて検証してみたい.
筆者は本記事によるいかなる損害についても責任を負いません.あくまで自己責任でお願いします.
posted by みっちぃ (管理人) at 00:04| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記
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iSCSI Enterprise Target を CentOS4.4にインストールする・・・実環境での検証
Excerpt:  本件に関して最初の記事を書いたとき,動作が不安定かもしれないと報告した. その後VMWare上で環境を構築して検証したところ,問題なさそうだということを述べた.  そこで,動作が不安定だった実環境を..
Weblog: おきらくプログラマー
Tracked: 2007-03-15 00:00