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posted by みっちぃ (管理人)

2009年08月31日

見神の滝へ再び

見神の滝へ再び  今月3日,風景写真2009年5-6月号での入賞作品を撮影した「見神の滝」へ.入選作品を撮影したのは1年前の7月20日だったのですが,この頃と同じような時期であるにもかかわらず周囲は草木で生い茂っており,長雨の後ゆえに水溜りも大きく,滝つぼ近くまで近寄ることはできませんでした.そのため,写真は駐車場から撮影したものです.すっきりとした青空ではありませんが,深くも鮮やかな緑が印象的でした.
 今回の再訪はもう1つの目的がありました.駐車場から小さな橋を渡り反対側へいくと鳥居があり,崖を登るようにして階段を上っていくと小さな社があります.入賞作品を撮影したときに訪れた際には,この社に手を合わせてきました.作品が入賞できたのはこのときのご利益かと思い,その感謝をこめて改めてお参りしたかったのです.
 ところが,橋を渡ろうとすると,首輪は付いているのものの放し飼い状態の犬が道端に座りこっちを見ているのです.知らん振りをしながら橋を渡れば大丈夫だろうと思い一歩踏み出したら,こっちを向いて吠え出してしまいました.しばらく立ち止まって様子を見ていましたが,一向に吠え止む気配はありません.周囲に民家があるのでその家の愛犬かもしれませんが,山奥ゆえに野生化した野良犬かもしれません.後者の場合,万一噛まれたりした場合には狂犬病の恐れもあります.そう思うと,強行する気にはなれませんでした.

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※見神の滝の位置はほぼ間違いないと思いますが,もしかしたらもう少し上流かもしれません.
 しばらく身を隠すようにして犬の様子を見ていましたが,道を明けてくれる気配はありませんでした.仕方なく社のほうに向けて手を合わせたあと,そのまま帰宅することにしました.
 帰宅の際はクルマでその橋を渡ります.そうしたら,いつの間にかさっきの犬はいなくなっていました.クルマを降りて改めてお参りすることも考えましたが,この時ばかりは「こっちに来るな」といわれているような気がしてなりませんでした.確かに,社のほうを見ると昨年以上に茂みが深く,その奥のほうも薄暗さを増しているように感じました.長雨の後でしたので岩盤が緩んで崩落の危険もあるかもしれません.また,昨年訪れたときに周囲をオオスズメバチが飛んでいたので,社までの道中に巣があるかもしれません.
 そう思いながら思い出の滝を後にしてきました.いつの日かきっと,改めて訪れたいと思っています.

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写真をクリックすると拡大メニューを表示します(要Javascript).閲覧にはカラーマネジメントに対応したブラウザをお奨めします.画像ファイルサイズは約5Mバイト.
撮影データ:SONY α700,SONY Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA,1/40秒・f8,Mモード,AWB,中央部重点測光,CPL,RAW,ISO 200,三脚使用.(Image Data Converter SR で現像した後にTIFF形式で保存.これをPhotoshop CS3にて開き,著作権情報等を編集後にJPEG保存したもの.) 
posted by みっちぃ (管理人) at 01:45| Comment(0) | TrackBack(0) | αでつづる風景写真
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