JCBから“支払い名人”というサービスについて案内が電話でかかってきた.このサービスはあらかじめ設定した金額までは今までどおりだが,これを超える場合は,超えた分が手数料を伴って翌月に繰り越されるというものである.一応,自分なりに検討したことがあったので「このサービスを既に知っているし,自分の使い方には合わないので利用するつもりはない」と断った.それにもかかわらず,案内の担当者は説明を続けようとする.まぁ,相手も仕事なので仕方ないけど,正直なところ,もう私はJCBを使いたいと思っていない.
そのきっかけは,モバイルSuicaのチャージでポイントが付かなくなってからだ.以前このブログでも書いたとおり,日々の買い物(昼飯や飲み物など)をSuica中心に切り替え,なおかつSuicaのチャージをJCBクレジットで行ってきた.日々の恒常的な支払いにポイントが付くため意外とそのメリットは大きかった.クレジットによる支払い総額は増えたが,ポイント付与率が増えるため結果的には大きなメリットがあったのだ.
ところが,JCBは昨年の9月からSuicaのチャージをポイント対象外にしたのである.確かに電子マネーのチャージをポイント対象外にしているクレジットカードは多い.しかも,QuickPayという電子マネーサービスを展開しているJCBにとっては,競合相手であるSuicaを多少は意識したに違いない.
Suicaのチャージでポイントが付かなくなったため,JCBを使うメリットは大きく失われてしまった.JCBに裏切られた気分でもある.今年中はポイント付与率がまだ高い状態なのでSuicaチャージ以外で使用を続けるつもりだが,ポイント付与率が標準に戻る来年からは使う予定は一切ない.
というのも,年明け頃から利用を開始したViewカードのほうが,自分にとってはるかにメリットが大きいのだ.Suicaのチャージ,Suica定期券の購入,モバイルSuica特急券でポイントが3倍になって付与される.公共料金でも2倍になる.しかも,ポイントを交換した場合に還元率の高い商品もある.(注:JCBとViewでは標準のポイント付与条件が大きく異なる.ただし,そのポイントでJCBならJCB商品券,Viewならびゅう商品券と交換したときの還元率は同等である.)
このように,メリットの大きいクレジットカードを選んで使うというのは,消費者にとってごく当たり前のことだと思う.そもそも,メリットがなければクレジットを使わないだろう.メリットを提供できなくなった会社は次第に弱くなり,競争の中に消えていくのである.このご時世では,なおさらだと思う.
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