西武線の客対応が悪化している気がする．西武線スタッフとして友人や他の友人の弟が勤めているので，彼ら／彼女らが一生懸命なのは良く分かる．だけども，どうしても悪くなっている印象を感じてしまう．
　昨日はこんなことがあった．朝8時10分ごろ，ワンマン運転の車掌のいない乗務員室から無線の音声が客室側に漏れ聞こえてきた．「東武東上線内で人身事故が起こって・・・」という内容であった．そこで私は携帯電話から列車運行情報のiモードコンテンツにアクセスした．すると，東武東上線だけでなく，有楽町線，副都心線にも遅延が発生していることが掲載されていた．西武池袋線については記載はなかった．
　ここで私は2つのことを思った．一方は，直通運転を中止して西武線内の影響が最小限になっているのかもしれないということ．他方はいずれ西武線内にも影響が出るだろうということ．結果的には後者だったわけだが，私が気になったは，列車遅延の発生が客に通知されたのが，乗車している列車に遅延が発生した後だったことである．時刻としては8時半頃であった．
　遅延の発生は無線などで西武線のスタッフには知っていたはずである．8時10分の段階で副都心線や有楽町線に遅延が発生していれば，西武線内の遅延が発生していなかったとしても，その旨を駅や列車内でアナウンスしたほうが客側にとってはありがたい場合もあるはずだ．私自身も他路線を経由して出勤する方法があった．なぜアナウンスがなかったのだろうか．ワンマン運転の列車内では難しいと思うが，乗換駅や乗り換え先の列車内でアナウンスがあってもよかったのではないだろうか．
　そもそも，副都心線や有楽町線に遅延が発生していれば，西武線にも遅延が生じる可能性があることくらいは誰だって想像つくのではないだろうか．そうであるにもかかわらず，アナウンスがあったのは乗車していた列車に遅延が発生した後．なぜもっと早い段階でアナウンスできないのだろうか．事後連絡なら誰でもできるのだ．

　そして今日は西武線内で人身事故が発生して遅延が起こっている・・・．

　というか，夕方の帰宅時間帯の急行飯能行きにおいて，数分の遅延発生が慢性化している点を早急に改善して欲しいものである．バスへの乗換えができず，結果的に数十分の足止めを食らうことが多くなったのが腹立たしい．（急行の前に準急が走るダイヤ構成に加え，急行が準急を追抜く箇所が長い区間にわたって無いなど，遅延発生が起こりやすく，それをリカバリしにくいダイヤ構成が問題ではないか，と個人的には考えている．）