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posted by みっちぃ (管理人)

2008年01月25日

悩ましい液晶ディスプレイ選び

 今作業に使っているメインマシンのモニタはダイナコネクティブのCAM-170というもの.後輩から格安で譲ってもらったもの.決してほめられたディスプレイではなく,色むらは盛大にあるし,色階調の再現性がとても悪い.画面解像度を変えたときなどモードを変えると,画面全体が真っ白になって表示できないこともある.使えないわけではないけど,写真を扱うにはとても好ましい環境とはいえない.そろそろ買い換えようと思って最近のディスプレイを調べてみた...
 ここのところのトレンドは24インチ前後のワイドディスプレイのようだ.しかもこのような大画面が5万円以下で手に入る.安くなったものだ.しかし,安いパネルはTN方式の液晶で視野角が狭いらしい.反応性は良いらしいが,写真を中心に扱う私にはあまり向いていないようだ.
 さらに調べてみると,TNより視野角の広いVAパネルの液晶があるようだ.EIZOのColorEdgeシリーズなどのように厳密な色再現性能を必要とするモニタにも採用されているようだ.決して悪いパネルではなさそう.値段も5万円前後で20インチ前後のものが手に入りそう.
 もっと調べると,IPSパネル液晶が写真用途には向いているらしい.視野角による輝度変化/色変化がとても少ないらしい.だけど高価.19インチのスクエア型ディスプレイでも10万円を超えていたりする.さすがにここまでは手が出ない.
 VAパネルを採用したもので品定めをしようと思い調べてみると, 最近はAdobeRGB相当の広色域パネルが増えつつあるらしい.オーバードライブ回路などの採用で反応速度も良くなっていて,VAパネルのデメリットは減っているらしい.
 しかし,1つ気がかりな情報がある.ディスプレイがギラギラするらしいのである.特に,白を表示しているときに油膜が貼ったような虹色のギラギラが見えるらしい.(IPS液晶でもギラつきがひどいものがあるらしい) これが直接影響しているかどうかは明確でないものの,重度の眼精疲労,場合によっては手術まで至るケースもあるようだ.気にならない人もいるようだが,私のように目が悪く,ただでさえ目が疲れやすい者としては大きな問題である.
 さらに調べると,私が購入を検討していた某社のディスプレイで多発しているらしい.いや,多発しているというよりも,某社がVAパネルを採用したディスプレイを多くラインナップしているために表立って見えてしまうのかもしれない.
 ギラつきの原因は,パネルの画素子の精度が悪いためだと考えられているようだ.その点で国内社製のパネルではギラつき感がほとんどないらしい.調べてみると,国内社製のパネルは高価なディスプレイ製品に採用されていることが多く,すぐには手が出せそうにない.
 うむぅ.今はまだ買うな,というような状況に思えてきた.しかし,今使っているディスプレイにもストレスがないわけではないし・・・.このまま,しばらく悩み続けることになりそうだ.

参考記事
posted by みっちぃ (管理人) at 16:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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