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posted by みっちぃ (管理人)

2010年12月12日

DiTTアクションプラン発表について

 デジタル教科書教材協議会のアクションプランの発表について,Yahoo!へ寄せられたコメントが,いかにネガティブなことか.(http://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20101210-00000024-rbb-sci&s=points&o=desc
 確かに税金を投入するのには私も慎重だけども(というか,税金を投入する話はどこにも出てこないのだが・・・),企業が集まって実現しようとしているのだからそこに問題はないと思う.アクションプランの資料のP.5〜6にも書いてあるように日本は教育現場へのICT活用が遅れている.そういう現状に対して,なぜ遅れているのか,遅れたままでよいのか,追いつき追い抜く必要があるのではないのかを考えることもなく,「使う教師のスキルが低かったら意味が無い。」「デジタル化した教科書を使わせるなんて学力の低下と根気の無さを助長するだけでは?」「使われずに終わるよ」などというネガティブな意見が多い.
 多いコメントは“紙のように書き入れたりラインを引いたりできない”というようなものだが,タッチパネル式の端末とソフトがあれば解決する話.なぜ,デジタル教科書=眺めるだけという発想になるのか私には理解できない.そもそも,デジタルコンテンツに書き入れる仕組みの重要性は教育工学分野でさんざん議論されている.その効果は実証済みだし,ICTを活用すると教科書に書き入れた内容を共有できるようになるなど,さらなる使い方も可能になる.教科書に書き込んだ内容を共有することは,学生相互の理解を高めるうえで有効だという実験結果もある.書いて覚える学生に対しては,DSを使った授業の実践事例も有名だし学習効果高いことも報告されている.
 利点があると考えるからからこそ,他国での取り組みが進んでいることを認識すべきではないだろうか.確かに,コンテンツやソフトウェアや教師側スキルが低かったら効果が得にくいのは確かだろう.しかし,そんなものは投資して補えばよいわけで,その投資に見合う教育効果がえられば十分に目標達成である.
 Yahoo!のコメントのようなネガティブな意見ばかりを見ていると,教育を受ける側のスキルや創造性が低いのではないかとも感じる.もしこれが国民の一般的な感情だとしたら,それこそに日本衰退の原因があると思う.
 いや,うがった見方をすれば,あのようなネガティブ発言をしているのは保守的で進歩のない現場の教師たちだけかもしれない.そういう教師が多いとしたら,むしろその方が問題かもしれない.  
posted by みっちぃ (管理人) at 11:26| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記