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posted by みっちぃ (管理人)

2007年07月30日

学費を納入してきた

 さっき,今年度前期分の学費を払ってきた.\625,000-也.厚い札束を見ていつも思う.この道は正しかったのかと.
 学位取得は自分の幼いときからの夢だった.だから,学部を卒業後にそのまま修士課程に進学したかった.でも,経済的に無理な環境だから社会人として就職した.就職後はずっと社会人として活動していくつもりだったが,やはり夢を捨てきれず再進学した.
 しかし,博士の学位をとることがこんなにもリスキーだとは考えなかった.何よりも取得後の進路が真っ暗なままだ.進路が決まらなければ奨学金が返せなくなる.就職できても安定した収入が無いかもしれない.ちょっと間違えば,博士が100人いる村の最後の8名になるかもしれないという不安がいつもアタマを横切るのだ.
 もっと親に経済力があれば・・・.学部時代いつもそう思った.一人暮らしさせてもらうような余裕が無かったから,自分は往復8時間の通学を毎日しなければならなかった.周りの友達はクルマを買ってもらい,サークルを楽しみ,年2回は海外旅行に行き,ブランドものの身なりだった.だから,みんなの毎日が羨ましかった.
 今でさえ,その生活はほとんど変わっていない.変わったことは経済的な負担を親に求めていないこと.自分自身の借金は高額化しているが,なんとか学位は取得できそうだ.でも,学部時代から味わってきた経済面での閉塞感は,修士からいままでの5年間だけでなく,今後10年以上も開放されないだろう.
 つまり自分は,学位を取得しながら完全なる下流の人間になるのである.
posted by みっちぃ (管理人) at 16:51| Comment(2) | TrackBack(1) | 博士(工学)を目指す方へ